2025年も気づけばあと数時間となりました。今年の一年を振り返ってみると忙しさに追われながらでも確実に自分が進んだ一年でした。

 春、大学という新しい世界に足を踏み入れた。その時はただ、期待と不安を胸に静かに進んだ。


大学では、思いがけない出会いがいくつもあった。講義の合間で交わされた何気ない会話が、気づけば深い友情と変わっていった。今までの自分は他者に話しかける事が苦手なのに自分から話しかけていた。それが大きな一歩だった。

自分とは違う価値観を持った人たちと話すたび、自分の中の世界は広く、柔らかなものになっていった。

『自分の当たり前』は他の誰かにとっては当たり前ではない。そんな単純な事が、日々の会話の中でじわじわと身体に染み込んだ。


 夏、初めて学会に参加した。

会場に漂う緊張感、知らない専門用語、ずっと先をゆく研究者たちの背中。

すべてが刺激で圧倒的で少し恐怖を覚えた。

けれど、そこでの出会いが次への機会へと繋がることを知った。

『人脈』という言葉が、単なる概念ではなく、温度をもった縁として実感した。


 秋、憧れだったところでバイトを始めた。初めて名札をつけた時の胸の高鳴りは今でも鮮明に覚えている。

憧れは、遠くから眺めているだけでは憧れのままだ。自分から手を伸ばして、初めて現実の景色に変わる。

そのことを実感した。


 こうして振り返ってみると、今年は「自分から動く」というテーマが、静かにしかし、確実に私の背中を押していたように思う。

行動すれば景色は変わる。

動けば、縁が生まれる

その縁が、また次の刺激を連れてくる

そんな連鎖の中で私は少しずつ、確実に変わっていった。


気づけば今年は縁と刺激が絶え間なく押し寄せる一年だった。来年はどんな流れが待っているのだろう。その答えはまだわからない。けれど一つ確かなのは私は立ち止まるつもりはないということ。

この一年で得た縁と経験を胸に、また私は歩み続ける。