30年前、バブル期には、「3高でなきゃ結婚したくない」という女子ばかりでしたねー。
しかぁし、
そのころの「生涯未婚率」データから見ると、95%の男女が結婚しとるのです。
そう。
女性は、「3高じゃなきゃいや」と言いながら、
ちび、デブ、ハゲ、薄給、中卒・・・
気にせずに、結婚してたのですよ。
一億総中流社会ですから。
男は、だれでも、かなり稼げていた。
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それから、10年ほとたちまして、
「3平」時代が訪れます。
全部平均でいいや!。
ってこと。
平成初期に「一億総中流社会」という言葉が流行り・・・、
しかし、
それから10年が経過して、
女性は、
男性が、どんどんリストラされ、賃金が、バイト学生以下の正社員を見るようになり・・・
考えが変わってゆくのです。
そうそう、
名古屋には、
名鉄(名古屋鉄道)という、私鉄がありまして、近鉄(近畿日本鉄道)に次ぐ、大手の私鉄なんですが、
そこの系列会社に、「名鉄パレ百貨店」という、「百貨店」とはいうものの、スーパーマーケットがありましてね。
当時、42歳の男性が入会されました。
ボーナスはゼロ。月収は20万円(税込み)
大卒で就職された時の初任給は税込み18万円。昇給は毎年1000円なので、42歳で20万円になった。
そして彼は、店長だったのであります。
管理職だから残業代は出ない。
1日20時間ぐらい働いたうえでの賃金が、20万円。
※当時はブラック企業という概念がなかった
当時の、その会社の大卒OLさんの初任給は20万円ほど。
同じです。
他の企業でも20万円ほどの初任給の時代でしたから、
ボーナスが4か月あれば・・・
新人のほうが、80万円ほど多く稼げていた。
こういう、「有名企業であっても、超低賃金」という男性を、結婚相談所で見続けて、
「平均であればいいや!」
と、女子は考え始めます。
そのころの生涯未婚率は、
男性13%、女性6%であります。
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令和になりました。
「4低」時代になりました。
でね、
当店でも、
30歳女子で、
ご自分が生まれたころの、平成初期の3高を求められる方はいらっしゃる。
親がその時代に結婚してるからね。
「私、同い年で、本当に普通の方でいいから、年収600万円でいいから・・・」
「それぐらいレベル落としてでもいいので・・・」
あのな。
30歳の平均年収は400万円じゃ。
600万男には、お前よりもハイスペック女子が群がっとる。
とは言わず、
粛々と。
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今はな、
4低男子が一番の人気なんだそうじゃ
それは、
女性が結婚相手に望む理想の男性像。
①「低姿勢」
女性に対して威圧的な態度を取らない
②「低依存」
家事や子育てを分担して妻に依存しない
③「低リスク」
公務員など堅実な仕事で、リストラに遭わない
※ただし、公務員でも、あくまでも事務員。警備員や、ごみ回収や、汲み取り便所の作業員などは除く・・・
④「低燃費」
節約志向で浪費しない
を意味する。
そして、現在は、
生涯未婚率が、男性24%、女性14%じゃ。
もう、男は無理しなくていい・・・のだろうか。
ちびでも、バカでも、ハゲでも、出っ歯でも、デブでも、4低をアピールすればいいのだ?
とはいえ、一理ある。
最近は、「私は、年収1000万ですが、白い中古の軽自動車に乗っています。」
とアピールすると、
交際につながる可能性が高い。
最近の軽自動車は高い。背も高いが値段も高い。240万円ぐらいする軽自動車も多い。
せいぜい、ヴィッツにしとけ。
車両価格140万円以下に抑えろ。できれば中古車。
※とはいえ、最近みんなが乗りつぶすので中古車市場に車が不足し、高いっすね。
プリウスなどのハイブリッドカーやレクサスなんかに乗ってると、贅沢男子だから嫌われる。
外車なんてもってのほかだ。
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にもかかわらず、
女を、セックス付きの家政婦で、しかも共働きをして生活を助けてくれる人
と考えている、バカ男が多い。
で、見栄を張る。
見栄が張れないのは、あまりにも年収が低すぎる。
いまだに、3高がモテると信じている男は、女をセックス付き家政婦としか見ていない。
だから、
婚活が上手くいかんのじゃ。
参考にしてや。
当店が加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)が分かる動画です
がっちりマンデーに取り上げられました。