この方、国民栄誉賞の漫画家、長谷川町子さん。
つまり、サザエさんの作者です。
私スタッフ（男）が小学校低学年の頃（45年ぐらい前）、我が家にサザエさんの漫画本が何冊かありまして、こんな4コマ漫画がありました。
それが描かれたのは、おそらく戦後すぐの漫画だから、70年ぐらい前の作品かもしれません。
その漫画というと、
息子が母親に何でも頼む（依存してて言いつける）お話で、母親は何でも聞いてあげています。
例えば、
息子 「おかぁさーん、ごはんー」
母親 「はいはい」
って感じで。
最後のコマ（4コマ目）に、息子は母親にこう言います。
息子 「おかぁさーん、お嫁さんー」
母親 「はいはい」
と言って、和装の女性を抱きかかえて（いわゆるお姫様抱っこ）、息子の前に連れてくるんです。
サザエさんは朝日新聞連載の漫画でしたから、風刺的な漫画も多かったので、当時の婚活事情が垣間見られる作品だったと言えるでしょう。
昨今、結婚したくない若者が増えているという情報や、生涯未婚率（50歳まで1度も結婚していない人の割合）の年々の増加が叫ばれていますが、
男性の本質は、70年前とそんなに変わっていないのかもしれません。
結婚相談所イマコンに入会されても、
全然、お見合いを申し込まない男性。
当店スタッフに、「どの女性がいいか、見つくろって紹介してくださいよ」という男性。
「会ってから決めたいので、お見合いの申し込みしなくても会えるようにできないですか？」という男性。
男性は、待っている。
イマコンが所属している、日本結婚相談所連盟（IBJ）のツイッターでも、
「女性がお見合いを申し込むと、成婚率が高いんです！」
というのがありました。
「おかぁさーん。お嫁さんー」と共通していますね。
相手から来てくれたらOK。自分は待ちの姿勢。
受け身なんだなぁ。
戦後から、男性は受け身だったみたいですが、
受け身であるならば、現代では女性から申し込みしていただけるようにしておきたいものです。
ともかく、
漫画の「おかぁさん」が「結婚相談所」に代わっているという感じが否めません。
でも、
「男子よ、もっと強くあれ」とか、
「男子よ、怖がらずに女性に立ち向かえ」
なんていうことを言っても、
他人は変えられません。
こちらは、男性会員様のご意向をお聞きする。そしてお待ちする。
これに限ると思います。
そして、何かに気づいていただければいいし、
いや、
その必要すらないのかもしれません。
答えはご本人がお持ちなのですから。
名駅＆稲沢で婚活
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