福島空港 飛行機を待つ長蛇の列
待ちつかれたのか、床に座って待つ家族
原発から６０キロ離れている私達の鏡石町
道路の仮舗装が始まっているのだが
雨が降りだして中止になったようです
福島原発事故被ばくの恐れからです
「ガソリンがない、何とかしてくれお願いだ！」
子供を持つ親からの連絡が絶えません
友人が飛行機で福島県入りしました
私は止めたのですが家族のことが心配でならないとのことです
福島県に住む親を迎えに来たとよく耳にします
また子供たちを不安定な福島県から他県の親戚に預けた・・・
私がお世話になっている運送会社の経営者は
従業員が乗るトラックが津波でやられたことを知り
昨夜安否確認のため車で宮城石巻港に向かいました
道が通っているのかさえ確認はできてない中
行方不明の従業員には家族がいるから探しに行くとのことです
福島原発事故の不安定な情報と度々おきる激しい余震で
なにか脱力感で一杯だ
友人を空港に迎えにいくと
民主党の県会議員たちがいた
国会の民主党議員団が現地入りするようだ
「議員、ガソリンが不足して県民に不安が渦巻いています
逃げることさえできない現状がありますので、ガソリンの不足を強くお伝え願えませんか？」
話の間にも何度もガソリンの不足を訴えたところ
重鎮の県会議員はしっかり伝えると頷いたのでした
県議会のある県庁所在地の福島市はホテルさえ動いてないそうだ
事故を起こした福島原発は東京と関東の電力をすべて担ってきた
経済はもちろん報道テレビ局の電力など
関東の電力のすべてを担っていきた福島県
震災と被ばくの脅威にさらされているが
逃げる、助け合うガソリンさえ底を尽きてきている現実を知ってほしい
先ずは足となるガソリンを送ってもらって
被災した難民の受け入れを各自治体でシェアしていただきたい
物資はヘリを利用して届けていただきたい
皆さんの口に入る多くの農産物を担っていた東北
東京は日本経済の中心
その関東の皆さんの生活の電力を担っていた福島県
現在福島県はその電力により歴史的なリスクを背負ってしまいました
関東圏でも被害があり皆さんの生活は大変な事とは存じますが
東北・福島県は水も出なく子供さえ清潔にできなくなっている今
この現状を知り最優先でお助け願いたいのです
東北にガソリンを最優先にお回しください