私たちの主題歌 ウラニーノ
学生時代NYマンハッタンで暮らしていました。
４畳ぐらいの部屋にベットだけの部屋。
生活のためバイトに明け暮れていたが
正直、善い暮らしとはいえなかった・・・
夏の日あるホームレスを見た。
アイススケートのあるロックフェラービルの隣に
紀伊国屋書店がありました。
まだインターネットが普及されていませんでしたので
そこで立ち読みするのが楽しみでした。
帰り道、ラジオシティーホール付近で信号待ちをしていると
薄汚れた格好をした白人が喚きながら汚物をもらし、歩いているのを見た。
夢を持っていた多感な17歳の私、
恐ろしさを感じた瞬間であり、少し世の中を見る角度が変わった瞬間でもあった。
きょうのおんがくで取り上げた、私たちの主題歌を聞いて
何故だかそのことを思い出したのでした。
いくら素晴らしい都市、ビルを造ったとしても
生きるのは人間です。
そこを考えることが大切です。