ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック、女子フィギュアスケートがいよいよ大会フィギュア競技のフィナーレを迎えます。今大会の女子シングルは、2月17日にショートプログラム(SP)、19日にフリースケーティング(FS)が実施され、合計得点によって最終順位が決定します。

 

出場は全29名。SPの上位24名のみがFSへ進出できるフォーマットとなっており、最初の演技から一瞬も気を抜けない緊張感の高い構成です。五輪の舞台では、わずかな回転不足や着氷の乱れが順位を大きく左右します。技術力はもちろん、精神力、完成度、そして流れをつかむ力が問われる大会です。

 

日本代表は坂本花織、中井亜美、千葉百音の3選手。坂本は世界トップクラスの安定感とスケーティング技術を誇り、大舞台での経験値も十分。演技構成点の高さとジャンプの質が評価されれば、表彰台争いの中心になる可能性は極めて高いでしょう。

一方で、五輪初出場となる若手2選手にも注目が集まります。中井亜美はジャンプの爆発力、千葉百音は表現力とバランスの取れた構成が持ち味。大舞台で持てる力を発揮できれば、日本勢複数メダルという歴史的瞬間も現実味を帯びます。

今回の女子フィギュア最大のポイントは「総合完成度」です。近年の採点傾向では、高難度ジャンプだけでなく、トランジション、音楽解釈、スピード、滑走の伸びといった演技全体の質が重視されます。つまり、“大技を成功させる選手”よりも、“崩れない選手”が勝つ可能性が高い大会といえます。

 

また、SPで上位につけることが極めて重要です。僅差の戦いになればなるほど、演技順や心理的優位がFSに影響します。SPで流れをつかめるかどうかが、最終結果の鍵を握ります。

私の見解としては、日本勢の複数メダルは十分射程圏内。ただし金メダル争いは僅差の消耗戦になる可能性が高いでしょう。世界トップ勢が揃う中、最後までノーミスを維持できるかが勝敗を分けます。

ミラノ・コルティナ2026女子フィギュアは、技術、精神力、そして物語が交差する究極の舞台。日本代表3名がどのような演技を見せるのか、最後の一滑りまで目が離せません。

 

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