10月1日の壮大なパレードに続いて、翌日の2日にミーハーにも天安門広場を訪れてみました。さて、どんな余韻が残っていることやら。

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王府井、天安門の東側から入っていくと、まずぶらっと立ち寄ったのはこの公園。ちょっと名前をメモるのを忘れてしまいましたが、ずいぶんキレイに整備された場所です。

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公園というほどの広さではありませんが、以下に見る「人の海」の中に浮かんだ、ホッとさせられる空間です。

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その安らぎの空間を抜けると人の山、まあ国慶節休暇2日目で想像はしていたものの、やはり人出はすごかったですねぇ。でも、警備の意味もあるのでしょうが、警察がそこらじゅうにいて交通整理もしていたので、それなりには秩序は保たれていたような感じでした。

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天安門はキレイな花に飾られて、噴水もバッチリ出ていてとても勇壮でした。来るのも久しぶりなので、いつもよりもキレイに飾られているのはちょっと比べられないのですが、前日のパレードの興奮冷めやらない雰囲気もあってか、北京の秋空にも映えて、とても物々しくも荘厳に見えました。49年の独立も、89年の民主化運動もすべて見てきたこの門ですから、ちょっと違って見えるのも当然かもしれません。

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そのパレードの際に「仮装行列」をしていた、各地方省のパレード車が陳列されていました。ここにしばらく陳列もされ、ニュースに拠れば一部は来年の上海万博に、また一部は地元に持って帰ってまたそこで陳列されると、「リサイクル」されるそうです。

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NHKニュースでもやっていた、56の民族(漢族、及び台湾にいる高砂族も含む)を表す大きな柱が、天安門広場の周りを囲んでいました。1日夜の花火大会の際には、ここからも花火が打ち上がっていたように思います。去年はチベット、今年は新疆と、民族問題が続出するさなかでの国慶節ですから、パレードでも、夜の大パーティーでも、「少数民族との団結」は繰り返されていたテーマでした。

さすがにここまで回ったら子どもも、自分たちもヘトヘト、出るのも大変でしたが、交通規制の中グルッと回られながらタクシーに乗り、帰った瞬間には家でバタンと昼寝しました。お疲れ様でした。