お正月のニュースを賑わした派遣村の件


世間では新自由主義の犠牲者と言われていますが

私にはそうは思えません。


現場で体験した事の無い人間が手近な情報を掻き集めて

机上でもっともらしく造り上げた愚説だと思います。


私の経験からすると、派遣社員の制度が造られたのは

中国が台頭してきた時期とだいたい一致します。


つまりは、彼らの賃金の安さに対して、国内に残らざるをえない

工場が対抗するにはこれしか方法が無かった気がします。


中国の影響は、当時あまり業種的には関係のない筈の

私達技術開発関係の自営業者に対しても

工賃を下げろという要求が数多くありました。


そして、図面書き等の単純労働は徐々に無くなってゆきました。


それほど、当時は劇的に人件費を主とした

産業構造が激変した時期でした。


そして今は以前よりもっと広い分野に広がっている筈です。


彼ら派遣労働者を非難するつもりはありませんが、


私には、彼らのやっている事は衰退した商店街の

行動に非常に似ていると感じます。


車社会の発達により公共交通機関の衰退が進み

それと同時に地方の商店街は衰退して行きましたが


それに対して有効な解決策を見付けられなくて

政治に文句を言いつつ、助けを求めている姿、、です。


今回の危機で苦しんでいる人は彼らだけでは無い事を

知って欲しいです。


そして、それらの多くの人達は文句も言わず、言えずと

言った方が正しいでしょう、、自分達のスキルを磨くよう

努力しているのです。


そういう人達にこそマスコミは手を差し伸べるべきです。