沖縄県
まさひろ酒造
使用米・タイ産米
使用麹・沖縄産黒麹
蒸留方法・単式常圧蒸留
アルコール・30度
詰口年月日・2023年5月8日
明治16年に琉球王朝の城下町である首里で創業しました”まさひろ酒造”さん。
こちらの酒造さんは、泡盛製造において初めて低温発酵による製造技術を導入された蔵元さんでもあるようです🍶
泡盛は日本最古の蒸留酒といわれ、約500年以上前から黒麹を使用していたようです。黒麹菌はクエン酸を多量に生成する麹菌で、常夏の沖縄の地に最も適した麹菌だと言われています。
それでも暑い土地柄のため醪が腐りやすいため、米を全て麹にして発酵時間を短縮する全麹仕込みで造られています。
なお島唄の名前は、泡盛が島唄の如く泡盛が全国の人に届くように、という思いから付けられた名前だそうです☀
香りは香ばしい玄米を思わせる強めの香り。
口に含むと優しい甘さと強い旨味が口いっぱいに広がり、直ぐに弱い苦みと辛さが出てきます。
呑み込む時の辛さは弱め、強い旨味がスーッとキレていきます。
濃いめのパンチのある泡盛・・・・・と思うのですが、泡盛だと普通?焼酎基準ということで🍶
アテは濃い目が良さげかな?
例えばスペアリブの甘辛煮など如何でしょう?
醤油で甘辛く炊いたスペアリブの味わいと、このお酒の味わいは良い感じでマッチすると思います🍖
おまけ
スペアリブを炊く時、砂糖の代わりにマーマレードを使うと、爽やかな酸味とコクがつくのと、酸でお肉が柔らかく炊けるのでお勧めですよ🍊
地理的表⽰とは、農林水産物・食品等の名称で、その名称から当該産品の産地を特定でき、産品の品質等の確立した特性が当該産地と結び付いているということを特定できる名称の表示をいいます。
(日本弁理士会HPより)
つまり琉球泡盛と名乗れるのは、あくまで琉球と呼ばれた地で醸された蒸留酒のみだということです。
他の地域で醸すと製法を真似ても泡盛とは名乗れません。(多分、焼酎とは名乗れると思います)
◯紙パックについて
同じ銘柄のお酒で瓶と紙パックの両方にある場合、基本同じお酒のようです。
値段に違いがあるのは容れ物のコストの差です。
(なので梅を漬ける酒として、今回紙パックをチョイスしました)
ただし紙パックは匂い移りがしやすい、瓶と比べたらもちが悪いので、ある程度以上のお酒は瓶になっているようです。
ちなみに常温保存という意味では缶がトップクラス。けれど4合瓶サイズの缶は見たことはないので、割りが合わないのかも知れませんね。