碧南市 醸造所巡り ~①七福醸造~ | これはフィクションです??

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「詩?」は以前に気ままに書いた詩っぽいものです。

6月25日に岡崎市にあるEvelina Mamma企画の碧南 醸造所巡りに参加してきました✨
行ってきたのは七福醸造&角谷文治郎商店&カネミツ水産。

先ずは七福醸造さん。

外観
写真にはありませんが、この会社は"ありがとう"という言葉を大切にしており、道路沿いの壁には"ありがとうの里"と書かれています。

商品の一例

ここは元々"白醤油"を作っていたところですが、あるホテルの料理長さんの依頼から出汁の入った白醤油、"白だし"を初めて作った醸造さんだそうです


左は精製塩(塩化マグネシウム99%)
右は天日塩
こちらで使われているのは右側。ちなみに外国製。国産を使った商品もありますが、マイクロプラスチック問題は国産の方が大きいらしいです。

白醤油の諸味を寝かすタンク。
下方にある蛇口?コック?を捻って白醤油を絞ります。なお、余計な雑味などが出てしまうのでプレスなどで力を加えて絞ることはしません

上は天井の上まで続いており、様子を見たりするために部屋があります。
ガスが出るため密封するような蓋はなく、諸味が浮いてこないようにするための落し蓋がされているそうです。


液体は入っていませんが諸味です

見切れているのは案内してくださった工場長さんですm(__)mごめんなさい🙏

原材料
白醤油は大豆1:小麦9の割合で
濃口醤油は大豆5:小麦5で
溜まり醤油は大豆9:小麦1で作るそうです。
ちなみに醤油と名乗るためには小麦を入れるのは必須。なので大豆100%の"たまり"には醤油はつきません。

大豆は色と旨みを、小麦は独特な風味と香りを付けるのが主な役割だそうです。


白醤油の試食
薄口より薄い色です。風味がよく、ほどよい塩味ですが、他の味は邪魔しない塩梅。
これをご飯に かけるだけで旨いとか。


蒸した大豆や麦を冷ます機械


前後してますが蒸す機械


麹を育成する麹室(室)
普通のバスツアーとかでは見学コースから外れていますが、マニアックな集団の場合のみ見せてもらえるとか(笑)


麹室の内
麹の菌は金属には付きにくいそうですが、この奥の方などにはいるそうです。(蔵着き酵母という)
酵母は木には着きやすく、昔ながらの気桶などを使っているところでは住んでいます。


木製の室
化学物質過敏症の方も安心して食べられるものを造ろうと、ということで作られたそうです。
なので材料も駒ヶ根の水、山のなかで育てたような大豆と麦と化学物質が触れることがないように気を使ったものが使われるそうです。

ちなみに季節限定。9月仕込み、2月~3月販売。小瓶で二千円以上の高価なもの、なのですが、水汲みだけで原価割れという、"高い"と言いにくい品です(・・;)


瓶詰め後の点検

瓶詰め

これらの部屋は無菌室です。


左から本枯節、どんこ椎茸、鰹節と削り器、利尻昆布。白だし に使われている出汁の原材料です。
白だしの発端がプロの料理人が茶碗蒸しの出汁に使いたいからと作られたものなので、妥協がありません。

ちなみに直売所では この三種が入った出汁パックが売られていました。


この後 試食とお買い物タイム。白醤油と濃口醤油(ここの製品ではなく千葉県の蔵で造られた、1年以上熟成させたもの)と燻製白醤油を購入🎵
ツアー客用の通販お試しの方がお値打ちだったため現物、写真は手元に ありません( ̄▽ ̄;)


書き出してみると結構 濃い一時✨まぁ、一緒に行ったメンバーや案内してくださった工場長さんも かなり濃く、説明内容を さらに濃厚にしていましたが😅
乗せきれない写真や事柄もありますが、真似したい こだわりや気構えも知れたことも大きな収穫でした♪ヽ(´▽`)/