お隣さんが不思議 | 今泉朋子オフィシャルブログ「朋あり遠方より来る☆」Powered by Ameba

お隣さんが不思議


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予定までちょっと時間があったので、セルフのコーヒーショップに寄った。


空いていたので、ゆっくり座れるソファ席をチョイス。


すると、隣の席の女性の声が結構大きい事が判明!

落ち着かないので移動しようかな、と思ったら、こんな会話が聞こえてきた。


「あの、アナタ、おタバコは吸われない?」

「あ、私は吸いませんが、喫煙席が良かったですか?」

「いえいえ、いいの。お香を炊きたいな、と思っただけ。」


えー!!!

ココは家じゃないですから!喫煙席でもダメでしょう!!


アタシは俄然、興味を持った。

お隣さんは結構ハデで、シルバーのカバンに柄物のワンピ。

声も大きい。

その女性と向き合って座っている人は、普通な感じでカジュアルな服装だ。


「では、始めます!」

POPなBGMの中、派手な女性が朗々と宣言。

そして、カジュアルな女性と向き合ったまま手を繋いだ。

・・・むむう。何かが始まったらしい。


アタシはAERAを開いたけど、気が散って全く文字が追えない。


「今日は何を?」

「仕事をやめたので、仕事の事を。」

「あー、リストラね。」

「いえ。色々あって辞めた感じで・・・」

「そう。年はいくつ?」

「○○才です。」

「うん、転機ね。半ば迄には落ち着くから大丈夫!」

「へぇ。どうしてこれだけで分かるのかしら!」

「ふふふ。」


ああ~、もしや手相占い?

喫茶店で英会話レッスン受けてる人は見たことあるけど、占いもやるんだー。


すると、今度は派手な女性がカバンからカードを取り出した。

1礼して、柏手を叩くように、2拍手。

パンパン!という音が響き渡る。

みんなが2人を見る。

カジュアルな人が動揺する。


「で、何を占いましょう?」

「・・・あ、仕事の事を。」


派手な女性は再び、2拍手!

引き続き、みんなが2人を見る。

カジュアルな人がうつむく。

占い師?はカードを混ぜると、数枚をテーブル上に開いた。


「・・・うん、大丈夫。仕事は問題ないわよ。」

「もう辞めているので、次の仕事が見つかるかを・・・。」

「うん、見つかると出ています。」


ココでタイムアウト☆

アタシは行かねばならないのでした。


でも、コーヒーショップで占いなんて、当人も周りも落ち着かないよね。

手を叩くとか、お香を炊くとかはNGでしょ。

それに、多分、もう少ししたらお店の人に注意されると思いました。