先日、渋谷シネマGAGA!で『俺たちはフィギュアスケーター」を観た。

ボクは劇場で見る映画を選ぶ際には、自分の好みのヒューマンドラマか劇場でしか味わえない画があるアクション映画かになるのだが、今回は久しぶりにコメディを観た。

渋谷のスクランブル交差点で予告編を観てこの映画の存在を知ったわけであるが、知った瞬間に見たいとなった。

題名から分かるように、「おれたち」が「フィギュアスケーター」なのである。

主人公は、孤児だった少年が金持ちに引き取られ英才教育を施されたスケートの天才マッケルロイと、ストリート育ちでロックスタイルのスケートの天才チャズ。

彼らは世界大会で最高の演技を披露し、同点優勝する。
しかし、長年のライバル関係から同点優勝が気に食わず、表彰台で喧嘩してしまう。

スケート協会からの処分は「金メダルの剥奪とスケート界からの永久追放」。

3年半後、マッケルロイはスケート用品店で、チャズはちびっこ向けアイスショーでスケートを捨てられず悶々とした日々を過ごす。

そして、2人に希望の光が差す。
スケート協会の規約を調べると、シングルは永久追放だがペアならばまた参加できたのだった。

マッケルロイはペアを組むべく、女子を探している途中チャズと再開する。そこでなぜか男子ペアを組むことになる2人。

喧嘩しながらもお互いに友情が芽生えていく特訓の日々。

最後の門外不出の大技を世界大会で決めることができるのか。

「笑い」とは映像が一番だと思う。
『俺たちフィギュアスケーター』は映画だからこそ笑えるコメディである。

劇中笑い声が絶えない映画は珍しい。

とにかく笑いたい人は必見の映画です。