商工会主催の工場見学会に行ってきました。
主として「ねじ」製造を行っている会社です。
難作材、特殊な形状の加工等、多品種少量生産を行っています。
「おおすみ」の頃から人工衛星製造にねじを供給しており、
「はやぶさ」にも㈱キットセイコー製のチタン合金のねじが使われました。
小さいほうがチタン合金製ねじ、大きな方が原子炉の流量計に使われているステンレス製のねじです。
工場内はNC工作機と多品種少量生産に対応するための、手で部材投入するタイプの機械が
並んでいます。
当社の特徴、強みは
多品種少量生産の中に大量生産の加工法を取り入れて品質を確保すること
切り替えの能率化
であると感じました。
他と同じことをやっていたのでは抜きん出ることは出来ません。
一見逆を行っている様で実は理にかなっている、
そんな物事に囚われない合理性を感じました。
また、熟練技能の継承や社員による各種改善活動などにも熱心にとり組んでいるようです。
この小さなねじも人工衛星に使われるそうです。