「D-BOX工法技術講習・施工管理2級試験」を受けてきました。
すでに数例D-BOX工法の施工は行っていますが、
今までは技術指導を受けながら経験を積む段階でした。
いよいよ完全自社施工に必要な資格を取得する事になったわけです。
講習・試験は2日半で行われました。
1日目、2日目は講義と最後に筆記試験、3日目に現場講習・実技試験という日程でした。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/cb/bc/j/o0615046114514585318.jpg?caw=800)
参加者は20数名。
講師はD-BOX工法の開発を行っている
メトリー技術研究所(株) 代表取締役所長の野本氏。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/83/da/j/o0615046114514585323.jpg?caw=800)
まずは地盤工学の基礎、「土」とは何か?構造物(われわれの場合は墓地)が傾く仕組等を
実に易しく、判りやすく説明してくださいました。
そしてD-BOX(土嚢 どのう)工法のしくみの解説。
軟弱な(極端な場合だとヘドロ状の沼地)地盤に建物を建てる場合、
従来工法だとその下の硬い層まで杭を打ち込んでその上に建てます。
(つまり地表の軟弱な土は無関係)
それ対してD-BOX工法(土嚢)は地表の土を有効に排水圧縮して強化し、しかも力を
分散させてがっちりした地盤を作り出す、と言う考えかたです。
従来工法が力業、支配的なイメージでコスト、手間がかかるのに対して
D-BOXは環境に親和的で元々の地面の力を借りる感じでローコスト。
しかも地盤強化の効果は従来工法以上。
更には振動低減効果まで!
実際施工した後、がっちり地盤強化されて頼りがいがある感じを受けましたが、
単純明快、前向きな理論とそれを実現する為の良く考えられた仕組み(工法)、
納得がいった感じです。
2日目の最後に筆記試験。
精一杯がんばったつもりです。
3日目は外に出てD-BOX施工の実技。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/c1/9f/j/o0616057614514585329.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/ba/43/j/o0615046114514585333.jpg?caw=800)
実際は地面を掘り下げて底に敷設する場合が多いですが今回は平らな地面上に設置しました。
袋をつないで定量の砕石詰めて転圧して・・・
理屈はわかっていても実際にはちょっとしたコツが必要で
結構(いや、ものすごく)苦戦。
これまた一生懸命やりましたが結果はどうでしょうか?
合否発表は来月だそうです。
(有)今井石材
埼玉県羽生市東7-1-5
℡048-562-1800