弊社では「ストーンマイスター」という墓地プレゼンテーション支援ソフトを使用しています。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/50/f1/j/o1026082014514585206.jpg?caw=800)
3Dで積木を積むように組み立てて、最後に色をつけて完成予想図としてお客様に見ていただきます。
立体的、直感的に組み立てが出来るので設計の構想をまとめて形にするのにも役立っています。
その手順を簡単に説明させていただきます。
まず敷地を図示します。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/d4/49/j/o0842059614514585212.jpg?caw=800)
間口18尺(545cm)×奥行5尺9寸(178cm)と間口が広くて奥行きが少ないです。
旧い、土葬を考慮した区画です。
現在の新区画だと3区画分に相当する広い墓地です。
少々特徴的な土地形状なので既決の部分から具体的な形にして、
その後それにあわせて構想をまとめる方針で行きます
お客様との打ち合わせで
1.地盛(石塔の建つ高さ)1尺(=30cm)
2.石塔は尺角
という御要望を承ったので
奥の腰石を高さ1尺で積み、
納骨堂を設置します。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/61/3e/j/o0842059614514585217.jpg?caw=800)
墓地としての機能を担う基本骨格の部分です。
次に石塔を設置。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/30/1d/j/o0842059614514585221.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/c2/91/j/o0842059614514585225.jpg?caw=800)
この時点で石塔の手前が24cmしか空いていないので
階段の設置は諦め、敷地外、通路からお参りをしていただく形を採る事にします。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/31/82/j/o0842059614514585229.jpg?caw=800)
石塔の手前はギリギリまで土留めとします。
両脇はやや奥行を持たせて立つスペース確保、そしてデザイン上のアクセントにします。
手前端には強度を出すため、そして安定感を表現するために太い柱を配置します。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/18/b1/j/o0842059614514585237.jpg?caw=800)
石塔前、柱をR加工、左右対称複写で腰周り完成。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/63/a0/j/o0842059614514585241.jpg?caw=800)
敷地内に砂利を入れ、塔婆立、羽目、墓誌等を配置して外柵設計の完成です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190728/11/imaisekizai2007/77/78/j/o0842059614514585246.jpg?caw=800)
既存の石塔を配置、石塔、外柵の石種を指定してお客様に見ていただく資料完成です。
このほかに狭い墓地で旧い石等がたくさんある場合、全部納めることができるのか検討したり
隣家との比較、石等の大きさ、石種を数種類作成して比較したり出来ます。