お客様のところにお邪魔して説明が終わってお宅を出たのが
午前11時5分。
今日は無理かな、と思っていたけどこれはどうにかなるかな?
 
プールに行く道の途中、1/3位の場所。
今から急いで行けば11時半にはプールサイドに着ける。
午前の部の終わる12時まで30分。
終了間際は空いていて気持ちがいいはず。
 
仕事のクルマにゴーグルと水着は積みっ放しになってるけど
タオルが無いな。
いや、粗品の社名入りタオルがどこかに。
ごそごそ探すとやっぱりあった。
 
よし、行こう!
 
土手沿いの道を660ccエンジンの音も勇ましく駆け上り、
華麗に右折して県境の橋を渡る。
(軽バンですから。あくまで主観ですよ、主観。)
 
坂を下って焼肉屋の手前の一方通行を右折して対岸の土手沿いの道を進む。
刈入れ間近の田圃がきれい。
夏の最後の悪あがき。
 
大急ぎで着替えてストレッチが終わったところで11時25分。
いちばん右の「連続して泳ぐ」コースに先客は2名。
 
いつものようにゆっくりそおっと泳ぎ始める。
以前は往復回数を数えてひたすら距離を追っていたけど
最近では出来るだけぼんやりするようにしている。
でも「ぼんやり」するのって難しくて色々な事を考えてしまう。
それを無理に押さえ込まず、思考を垂れ流す。
 
出来れば無意味な混沌とした思考が良いんだけど
時には 忘れたいこと 忘れられないこと やらなきゃいけないこと 昔あったこと これからありそうな事。
深く突っ込んで考え込んでしまっても
それは仕方が無いとあきらめて。
 
はじめの10分はもうやめちゃおうか、という誘惑との戦い。
意識してゆっくり泳いでやり過ごす。
 
20分、ちょっと調子が出てくる。
蹴る、掻く動作よりも伸びる方に意識を集中する。
すると自然に蹴り、掻く動作も力強くなる。
水流がはっきりと感じられる。
前のストロークのスピードを大事に受け取り手渡すように次のストローク。
先客2名は帰ったようだ。
遠慮なくコースの真ん中を泳ぐ。
 
30分手前で完全に本調子。いつまででも泳げそう。
でも無理はしない。実はカラダは疲れている。
プールから一息で上がれないくらい。
いわゆる「ハイ」な状態。
で、予定通り終了。