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リリー・フランキーを初めて、
いきなり3冊続けて読みました。

「東京タワー」は前から気になっていましたが、
きっかけがなくて今になってしまいました。

「きっかけ」は
「美女と野球」 
エッセイ。
タイトルと表紙が気に入りました。
力が抜けてて、良い。
内容も視点が鋭くて辛辣。文書も読みやすい。

続けて気になっていた「東京タワー」。
文章は抑え気味。でも想いが溢れ過ぎている。
そして現実は大きくて強い。
作者は本当に素直で、純粋。ものの見方がまっすぐ。
まっすぐ過ぎるくらい。
自分の持つ小説の定義からは少し外れている気がする。
「電車の中で読むのは危険」と言うのも納得。泣けました。

3冊目
「ボロボロになった人へ」
短編集。
少し文章技法とプロットが勝ったイメージ。
やさしい。