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商工会館の解体がだいぶ進みました。
通り側の2階部分が終了。
(事務局跡もなくなってしまった..)
今は3階部分に手をつけてるみたいです。

モノを壊すのは大変です。
作るときは壊れないように作りますから。

以前、原子力発電所解体のTV番組を見ましたが
あれほどの最先端、慎重に作られたはずの建造物でも
当時の図面が無い、現場あわせで図面と違うなんて事が
多々あり、安全な取り壊しの障害になっているようでした。

墓地墓石の場合でも将来的にメンテナンス、手直しも含めて
解体の必要が出てくるかもしれません。
従来使われていた接着剤は石塔のいちばん上を持ち上げると
下までついてきてしまうほど強力で、
解体は接着剤部分(厚み6mm程度の隙間)に
「のこぎり」を差し込んで切断するしかありませんでした。

そこで最近では石塔の接合にはブチルゴムを使用しています。
衝撃的な力(地震等)に対しては強い接着力、衝撃吸収性を示しますが、
硬化しないのでゆーっくり力を加えるとねばーっとはがれます。