前日雨が降りその後冬型の気圧配置が強まって空気が澄んだので星空撮影のチャンス!
車の外気温計はほぼ0℃。寒いけどがんばってみました。


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はじめはオリオン座。シャッター12分開放
真ん中あたりの、4つの星に囲まれた3つの星。


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次は北。
北側はうっすら雲がかかってあまりはっきりしませんでしたが
北極星中心の同心円が写りました。


田んぼの真ん中、真っ暗闇で空を見上げていると段々目が慣れてきて
星星がはっきりと見えてきます。
普段からおなじみのオリオン、
久しぶりにW型のカシオペア、北極星のひしゃくもはっきり見えました。

子供のころ、本当に星を見るのが好きだったこと、
そしてどのように星を眺めていたかが突然鮮明に、
当時の気分を伴って蘇って来ました。

星座や星の名前に興味があったわけではなく、ただ眺めるのが好きでした。
空一面に輝く星々がどういうものなのか考えるだけで
想像力の限界を超える広大さと流れる時間に圧倒されました。

そこには生きる事、死ぬ事を考えるときと同じ孤立感、無力感を感じ、
何十億と言う人間の中で「自分が他の誰でもない自分である」
という奇跡と同じくらいの不思議さ、神秘に畏れました。

大丈夫、幾分鈍ってはいるけれど
まだまだこういう感受性はきちんと残っている。


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最後は、夜空をバックに樹列のシルエット。