墓石は重いです。
石は1辺30cmのサイコロ型で70~85kg程度の重さがあります。
尺角の石碑だと1トンを超えます。

こんなに重い石を積む基礎はしっかりしていないといけないので
最近では
生コン、鉄筋入りの平打ち(ベタ基礎)
が主流になっています。

その基礎コンクリートの下は砕石を敷き詰めて
ランマで突き固めて地盤を安定させています。
いくら基礎コンクリートが強固な1枚岩(ベタ基礎)でも
その下の地盤が柔らかいと墓地全体が傾く恐れがあります。

今回、「砕石、転圧」以上に地盤自体を強固にして
不等沈下(傾き)、さらに地震動低減や液状化対策にも絶大な効果のある
高規格基礎工法「D-BOX」を墓地・墓石の基礎施工に
取り入れてみましたので紹介させていただきます。
(現在はオプションにて対応させていただいております)

D-BOX施工の概要は下記のようになります。
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実際のD-BOXは骨組みの入った袋に砕石を詰めたものです。
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地面を掘り下げて平らに均して
(補強のために6箇所さらに掘り下げて3段入れてあります)
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袋を広げて
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砕石を詰めて突き固めます。
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それを3段~重ねて地盤強化は完了。
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4日間~落ち着かせて生コンを打設します。

(有)今井石材
埼玉県羽生市東7-1-5
℡048-562-1800