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最近入手したオモチャです。
殆ど乗らない900cc、250ccに加えて更にもう一台。
もはや趣味を越えて道楽の域かもしれません。

街中で視界の隅を頻繁に横切る、世界の名車、スーパーカブ。
「安い」「壊れない」「低燃費」「操作楽」
道具としての素晴らしさはよく語られますが、
前後17インチの大径タイヤでスクーターとは異次元の安定性、結構走ります。
格好も良く見ると端正でバイクの基本、スポーティですらあります。
こうしてだんだん気になる様になってきて、目で追うことが多くなり、ついに買ってしまいました。
正直なところ「酔った勢いでヤフオク入札!ええっ、落札?!」だったのですが。

乗ってみると面白い。ものすごく楽で、それでもバイクとしてきちんとしています。
歳をとって、最後に乗るバイクにしようと思っていたのですが少し早めになってしまいました。
このバイクなら、足腰が立てば多分乗れます。

何故そうまでしてバイクに乗りつづける事にこだわるのでしょう?
何の役にもたたない、危ない、疲れる。

バイクに乗らないとすれば私は「ただの41歳の石屋」ですが
乗りつづけている限り「バイクに乗る41歳の石屋」です。
他の人から見れば大差ない、あるいは無意味な違いかもしれません。

でもそうじゃない。
「あなたは何者ですか?」と問われて
いちばんはじめに言うに相応しいと思っている事柄なのです。

自分自身がそうでありたい、自分自身をその状態に置いている、
妥協しない、負けを認めない。
自分にとってそうである事が目的で、すべてはそのための手段である、
と言ってしまっても良い位なのです。


それにしても3台は多すぎやしませんか?
もうこれ以上は増やしません。置き場所も無いので。