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前の絵と一緒に放置してあったもう1枚、10号油彩です。
これは描いた事すら忘れていましたが、
学祭用に割りと「ささっ」と描いたモノだと思います。

マグリットの「ピレネーの城」のパクリ、ですが
岩の浮いてる原理は何となく人工的・技術的な
匂いを持たせています。
(2つの岩が索で結ばれていたり、楕円形の白く光る構造物が見えたり)

美術部顧問(正統派で保守的な人でした)からは
「ふざけている、ありえない」と不評だった「キャンバス斜め使い」は
夜明けの空の高さと不安定感を表わす為、そしてもしかしたら
そういうちょっと反抗的な行為自体が目的だったのかもしれません。
今見ると確かに軽薄な感じも受けます。

これはイラストですね。