1970年3月14日 大阪万博 | 広告の森EXPO 歴史館

1970年3月14日 大阪万博

今から36年前、日本初開催となる大阪万博が

大阪・千里が丘で開幕。

「人類の進歩と調和」をテーマに、

日本国内から多数の団体・企業が

出展し海外からも76の国が参加して、

9月13日(日)までの183日間、

開催されました。


入場料は、大人800円・青年600円・少年400円でした。

昨年開催された愛知万博は

大人4600円・中人2500円・小人1500円なので、

かなり安いと思いがちですが、

当時の平均年収は約5万円くらいだったので、

感覚としては当時の方が割高感が

強かったのではないでしょうか。


それでも会期中に6421万8770人(愛知万博は2204万9544人)

もの人々が訪れてその記録はいまだにやぶられていないそうです。

それだけ日本中が活気づいており、

来たる未来への期待が大きかったのではないでしょうか。

万博の建築物や広告宣伝には、そ

の当時の日本を代表する人たちが関わりました。

会場全体のプランは、日本人でもっとも早く世界で

活躍した建築家丹下健三氏が担当。

丹下氏はその後も東京都庁舎など

数多くの建築物に関わり、「世界の丹下」と呼ばれました。

万博のシンボルである太陽の塔は岡本太郎氏が制作、

今でも大阪の代表的な建造物として

万博跡地に残っています。

その後の岡本太郎氏の活躍は

みなさんもご存知の通りです。

万博のオフィシャルポスターは、

戦後の日本デザイン界を創成した

亀倉雄策氏が制作。

亀倉氏といえば、東京オリンピックポスターや

シンボルマーク、近年ではNTTやリクルートの

ロゴマークで有名です。

ロゴマークは山口県出身の

グラフィックデザイナー大高猛氏が作成。

大高氏といえば、その後、日清のカップヌードルや

関西空港のキャラクター「カンクン」の

デザインなどを制作手がけられました。

1964年の東京オリンピックで、

世界に認知された日本のグラフィックデザイン。
この大阪万博でもいろいろと印象に残る

広告物を生み出し、その後の日本の

広告デザインに大きな影響を

残したといえると思います。