公開直後、タイに行く直前に観た映画
つまり一ヶ月以上前に観た映画なんだけどw






そしてブログも1年ぶり?位かもしれないけど
いきなり近況報告もアレなんで
とりあえず






都内で割合好きな映画館
ユナイテッデシネマ豊洲

アメリカンスナイパー

実話を元にした映画なので
史実とフィクションがどこまで
ノンフィクションとして融合できるか
そんな事を考える間も無く
衝撃的な映像と音に
引き寄せられた

米国史上最多の狙撃をした
スナイパー

脳裏に焼き付いて離れない映像
米軍の内通者と疑われた家族に訪れた悲劇

生きた子供に向けられたドリル

その映像に触発されて思い出された映画
ハートロッカー


戦後の日本に生まれ育った私には
戦争や紛争はどんなにあがいても
フィクションの域を脱出出来ないのかもしれない

それは今ある日常が続いて欲しい
続くと信じたい
『正常性バイアス』が
どこかで作用しているのかもしれない


世界初の女性首相が生まれた国
スリランカ

入国後その時間帯が遅かったせいもあるのか
私たちの乗ったバンは
出口で止められる

パスポートと顔を見比べ
照らされる懐中電灯とライフル

翌朝街は日常に観えた
けれど所々に見え隠れする
土嚢とライフル

まだ内戦状態にあった国へ渡ることは
学生時代の私にとって
どこまでフクションで
どこまでノンフィクションだったのか?

拳銃なんて目にしたこない私にとって
銃を向けられる経験は
この時が最初で最期かもしれない

そしてそれが日常ではない私にとって
どこまでそれを現実として捉えられたのか

幸いにも目の前でその拳銃やりライフルが
発射される所を観てはいない

けれどもしその時にそれを眼にしていたら
突然現実味を帯びた恐怖として
感じていたかもしれない

映像を目にする時
どこまでフィクションで
どこまでノンフィクションとして感じられるか

映像が比較的身近になった今
その境目をしっかりと区別するのは
難しいのかもしれない