15.7km 朝ラン しました。
4ヶ月間、書き込みせずで、久々の書き込みです。よろしくです。
起床4時30
腹筋から始まる一連の筋トレを15分
子供の弁当用の卵焼き。ウインナー焼き、キューリ刻み、焼きそばチン。
トイレをすませて5時15分発
10時からのアポから逆算し、
1時間半と決める。
スタートしたものの、体調が今ひとつ。
足が前に出ない。
いつものコースではしんどそうなので、違う道を模索
大三角形にしようかとも思ったが、それも却下
府中街道をクランクまで上がって、左折、武蔵村山駅までゆき
そこから南下して帰ってこようか…
しかし、府中街道はダンプが多く、早々に退散。
結局、玉川上水を、玉川上水駅までの往復に落ち着いた。
今日は、乗らない…と、思っているから乗らないんだよね。
その一瞬、一瞬を、楽しもう。集中しよう。
今の環境に感謝し、楽しもう。
人生には、どん底と思うことがある。
経済的ににっちもさっちもいかなくなること。
仕事がうまくいかないで、どうして良いか解らず、自信を失うこと。
家族の中に次々と問題、病気、怪我が続くこと。
人間関係に自信が持てずに、どうしようもない孤独感にさいなまれること。
そして、相談したくても、誰にも相談出来ないこと。
僕は、ふと、先輩のことを考えていた。
6月にガンを宣告される。
診断後すぐに手術をして、応急的に大腸のガン細胞は切除した。
しかし、転移は進んで、検査の結果、肝臓に小さいが無数のガン細胞があることが判明。手術や放射線はだめ。「抗ガン剤でたたきましょう」とのことだった。
「先生、抗ガン剤が効かなかったらどうなんですか?」「その時は…」
先輩ははっきり言わないが、余命宣告を受けたようだ。
経済的破綻とか、廃業とかも、辛いけど命は取られない。
先輩は、順風満帆の人生の最中に、命の終わりを告げられたのだ。
これ以上のどん底があるだろうか…。
そのころ病院に見舞った時、ほんの1週間だというのに、頬が痩けて、目を赤くしている幽霊のような先輩に出会った。
「手術も放射線も出来ないなんて、納得いかない。専門病院に行ってみる。」
「出来る治療は何でもやる。」 言葉の端々に弱音を感じさせながらも、自分のなすべき事を明確にしていた。
そして、がん研へ、K大へ、サプリメント、自分で選択し、それぞれを始めた。
3ヶ月、腫瘍マーカーは1800→270へと急降下。
「これなら大丈夫」医師の一言は先輩を勇気づけた。
「病気してから、毎日日記をつけている。俺が先に行ったとき、女房に何か残しておかないと、と言う気持ちで始めたんだよ…、」「あんときは、真っ暗だったらね」と、笑いながら話す先輩は、生きる希望に満ちている。
抗ガン剤の治療に耐え、仕事も続け、奥さん孝行にも目覚め、東京マラソンに申し込み、押さえで青梅にもエントリーし、「少しづつ、走った方が、体にも良いよなあ。」と前向きだ。
今日は乗らないなあ… そんなのは、考え方の問題だ。
今できることに感謝して、今できること精一杯楽しんで、自信を持って走れば、乗らない→うれしい!有り難い!に切り替わる。
今この一瞬にすべきことに集中して!
おっと、そのアポだが、9時前に確認電話を入れると、ドタキャン!
そう言う人間関係を作ってきたとは思っていなかったが、
相手にとってはそんな関係なのかな、と知る。
「ふざけるな!」ととらえるか、「ラッキー!別のことが出来る!」ととらえるか、それも自分次第。
[2012年9月8日(土) 10:21]