佐渡島エコジャーニーウルトラ遠足206改め208km完走報告 その3(17日-2)
第1エイドをスタートして、しばらく行くと、後ろから女性に追いつかれた。
日焼けして、しっかりした足取り、いかにもウルトラウーマン!
「どうも…」などと話したかどうかは覚えていないが、世間話をした。
岐阜から来たこと、初めての参加であることなど、わかった。
むむむ???この人もしかして、ラルムさん?
ジョグノートで、佐渡島参加者を検索し、僕にコメントをくれた方。
ブログもあって、そちらを見ると、このレースの後、北アルプスを縦走し、
翌週にもレースに出るとか、スーパーマンかと思っていた方だ。
昨日から、どんな人かなあ?って気になっていたけど、わからないでいた。
「もしかして、ラルムさんですか??」
「ええ、そうです。」
「パラボンです。」
「え~!? 昨日から、違う人だと思っていた…。」
あまりの驚きように、どんな風に違うと思っていたのか、そのときは、聞きそびれてしまった。
(どんな風に違うと思ったのか、教えてくださいね!)
そこからは、また、いろんな話をしながら、併走。
ラルムさんは、子供の頃から走るのが好きで、早かったそうだ。
高校時代のエピソードを聞かせていただいた。
高校時代は、バスケットをやっていたが、陸上部の顧問から、何度も何度も誘いを受けていたそうだ。
その高校は、スポーツが強く、その中でも陸上部は強かったそうだ。
その顧問は、ものすごく怖い人で、誰も逆らえない、ビンタなんて当たり前、
あまりに怒られて、二階の窓から落ちて骨折した生徒もいたそうだ。
自分は、絶対にあの人の元ではやりたくないと思っていた…。
そして、担任の先生が、「おまえは、自分のやりたいことをやればいい」と、守ってくれたそうだ。
ある日、ラルムさん、学校をサボって(だったかな?)、サザンのコンサートに友人何人かと行ったとか。
絶対にばれるはずのないコトなのに、新聞の切り抜き文字を使った”チクリの怪文書”が、その陸上部の顧問に…。
(すごい、陰湿!!)
ラルムさん、鬼の陸上部顧問の呼ばれ、低い声で「おい、誰と行ったんだ?名前を言え。」と、
何時間も問われたそうな。しかし、ラルムさんは、勇敢にも一言も口を割らず、とうとう、その場を切り抜けた。
(おおおおお、すごい、友だち思い、かつ、正義感、かつ、つよい!)
しかし、お土産に「反省文、100枚書いてこい!」と言い渡された。
「コンチクショウ!!そんなの書けるわけ無いだろう!!コンサートは最高だった!と書いてやろうかと思った。」
「でも、担任の先生が、『反省文は書かなくていい』と助けてくれた。」そうだ。
なんとも、正義感で、仲間思いの姉御肌のラルムさん、頼もしく見えました!
(もっともっと、いろんな話をしましたが、終わらなくなるので、またの機会にしましょう。)
レースを走りながら、こんなにもいろんなコトを話できるのも、佐渡島ならではかもしれません。
ゼット坂と呼ばれるきつい坂を上ったり、降りたり、途中、タフマンさんも合流。
タフマンさんは、佐渡島は何度も経験されており、今後のことなどを聞いた。
「登りは歩く。下りは走る。」
Q「仮眠所では、寝るんですか?」
A「基本、寝ない。レースは、何が起こるかわからない。
仮眠所で眠った数時間のためにゴールに間に合わないことも考えられる。
食事をとって、少し休むけど、寝ないし、風呂にも入らない。」とのことだった。
そっか、寝ないんだ…。じゃあ、俺もそうしようかなあ…。などと考えた。
仮装したキティーちゃん(どう見ても、かわいくない。白猫?狐?)も合流。
小用を足すために、少し遅れたら、そのまま、タフマンさん、ラルムさん、キティーちゃんとも離れてしまった。
賽の河原入り口前で、お花畑から戻ったラルムさんに、追いつく。
賽の河原は海に面した、岩場。嵐の日にはここは、海の中だろう。
今日は、おだやかでよかった。
14時20分頃(時計をきちんと計測していなかった。)
なんだかんだと、第2エイドに到着。
いやあ、けっこう来てます。「へろへろ」と言う表現がぴったし。
やはり、最初の30kmに飛ばしたのが影響している。
ここは、畳の部屋はなく、靴を履いたまま休憩。
靴の中がじんじんしている。痛い!
小指にはマメができている。
靴紐を緩め、うどん、おにぎり、ささもち、梅干し、バナナ、水、コーラ、コーヒー
手当たり次第に詰め込む。
「食べれるうちは、大丈夫。」誰かが言っていた。
「ああ、まだ、俺は大丈夫だ」と、言い聞かせる。
思い立って、家族にメールを送る。
これで、だいたいのタイムを残せる。
そして、家族に応援してもらえる。
一体感を、感動を、共有できる??
セルフポートレートをぱちり。添付して送る。
無理して笑ってる??
返信は「楽しそうだね!良い顔です。二百いけどうだね。」
よし、いけるぞ!!
ここで、休むこと25分。
靴紐を締め直して、よっしゃー!
「去年はこれで助かった。」という女性ランナーの言葉に従い、笹もちを2つリュックにしまう。
後から来て、休憩していたY崎さんと一緒にスタートする。
Y崎さん「僕と一緒だと、遅いよ。早い人は、先に行かないと。」
自分「いや、私は目標を完走に切り替えました。早くなくていいんです。一緒に行ってください。」
14時45分
そんなんで、今度はY崎さんと併走が始まった。
次の休憩は、両津の仮眠所だ。
続く…

