佐渡島エコジャーニーウルトラ遠足206改め208km完走報告 その2(17日) | 残せるのは、生きざまだけ

佐渡島エコジャーニーウルトラ遠足206改め208km完走報告 その2(17日)

9月17日(土)

午前2時に目覚める。 原因は暑さと蚊。

布団をかぶれば暑く、布団をはぐと蚊に襲われる。

仕方なく、風呂へ向かう。

24時間風呂で助かった。

じっくり暖まり、マッサージチェアで、何度ももみほぐす。

そして、そのまま仮眠。

午前4時 そろそろ朝食のはず。

食堂へ行くと、おばちゃんたちが、朝の準備に余念がない。

「何時から?」

「5時だったかしら?でも、もうじき準備はできるよ。」

レースのスタートは6時だ。5時の朝食じゃ、スタートまでに○○コする時間もないじゃないか!?


全く、緩やかなレースである。

部屋へ戻ると、皆起き出して、それぞれに着替え始めている。

私も、着替えを済ませて、食堂へ向かう。


朝食は、よくある、火を使わずに並べればできる旅館の朝飯。

なんと、朝からイカそうめん!!

生ものが出るなんぞ、大丈夫か…?

周囲を見ると、誰も気にすることなく、ぱくぱくと食べている。

正面に腰掛けて食べている「Wなべ」さん、ご飯大盛りおオカワリ!

ええー、スタートまで30分もないのに…。

ここでは、これまでの一切の常識が通用しない世界だとまたしても、気づかされた。


朝食後、ホテル唯一のウォシュレットの付いた、風呂の脱衣所のトイレに直行。

多少は、出たが、すっきりするほどではない。


部屋に戻り、ザックの中をチェック。

新調したキャメルの18lのザックに、ハイドレーションにMUSASHIのREPLENISHを1リットル詰めた。

「自動販売機があるので、いらないよ」との話だったが、ハイドレーションを使ってみたい!

という思いと予備にという両面で、1リットル。


食料は「初日はいらない。2日目の朝方と夜に少しあればいい」

という先輩の言葉に従い、半分をホテルにおいて、

パワージェルを3つと、ソイジョイ系のお菓子を4つ+塩飴少々。

(これは、最後の最後に痛い目に遭うのだが…)

雨具…今回のために新調したモンベルのストームクルーザー上半身。

着替え(ユニクロの機能性パンツ、ノースフェイスの長袖シャツ、アシックスの5指靴下、タオル)

薬品(バンドエイド、テーピング、風邪薬、胃薬、つったときのための漢方、目覚まし用FRICS)

夜用(ヘッドランプ、手持ち懐中電灯、反射板たすき、赤色点滅灯)

小銭(1000円札5枚+α)

貴重品(カード・現金)

デジカメ

携帯電話・ポータブルチャージ(充電用電池)

以上で、たぶん3kg行っていないと思う。


服装は、

下半身はパンツ(薄手のショーツ)に使い慣れた膝下までのタイツ、ザムストLC-1ふくらはぎ用。

5指靴下。

上半身はフラッドラッシュスキンメッシュ半袖、半袖の速乾性ランシャツ、ランキャップ。


スタート時点で雨だったのと、台風接近で、晴れは見込めなかったので、日焼け止めとサングラスは置いた。


玄関にゆくと、人があふれている。外が雨なので、出られないのだ。

ほとんどの方は、雨具を着用していない。

ノースリーブのランシャツと、短パンといった出で立ちのランナーも目立つ。

私は、雨具を引っ張り出し、ザックの上から羽織る。



残せるのは、生きざまだけ
スタート前、みんな笑顔だ!


6時5分前 玄関の階段に並び記念写真だ。

みんな並んだか並ばないかわからないが、数枚撮影してして終了。

スタートは、ホテル玄関前から、北に向かって並び、目覚まし時計のベルが合図だ。

ざわついている上に、雨で、よく聞こえない。

「あれ?鳴ってる??…鳴ってるねえ!じゃあ、1分遅れでスタートしよう。」

またまたアバウトなコト…。

主催の菅原さんの合図で三々五々スタート。


どんなペースで行けばいいのか??

周りに合わせるが、なんとなく先頭集団へ。

しかし、本当の先頭は早い。

とっとと走って、5分後には見えなくなった。


背中のザックを気にしながら、ジョグペースで走る。

後ろを見ると、ずっと、続いている。

一緒になったMORIさんと併走する。

いろいろ話しながら走る。

「話しながら走れるペースっていいですねえ。」

全くだ。必死に走るマラソンと違い、今日はゆっくり、ゆったりだ。

MORIさんは30時間を目標だそうだ。

私も同じことを考えていたので、いい仲間を得たと、思った。


しばらく一緒に走るといろいろわかった。

フルマラソンは3時間ちょっと

100kウルトラはサブ10

富士登山競走は4時間ちょっと…。


自分とはレベルが少し違う。今自分が目指しているレベルのランナーだ。

しかし、そのときは、何も考えず、このペースならと、走った。

登りが出てきた。ここで、ちょっとがんばった。

がんばってしまったんだなあ。

今思うには、本来、あそこは歩くもしくはスピードダウンが定石だった。


30kmの第1エイド手前5kmくらいで、MORIさんには置いて行かれ、200mほど後から追いかける。

その距離は徐々に離れていった。


9時20分頃 第1エイド着。エイドは公民館?みたいな建物。

MORIさんとはここで、おさらば、彼は靴を脱がずに、バナナなど食してスタートした。

彼とは、その後、レース中には出会わず、ホテルで再会することになる。



残せるのは、生きざまだけ
第一エイドは、こんな感じでした。


室内にうどんとおにぎり弁当が用意されていた。

靴を脱いで上がるのはためらわれたが、仕方ない。

体は、かなりへばっていた。

雨でずぶ濡れ、帽子のツバからは水滴がしたたる。

へなへなと座り込み、うどんを食する。うまい。

おにぎりはちょっと、と思ったが食べる。うまい。

唐揚げも卵焼きも平らげ、さらにうどんをもう一杯食する。

トイレに行ったり、ごろんとなったり…

昨日、ホテルで昼食を一緒にとった○山さん、とても調子よさそうに、

「パラボンさん、調子よさそうですねえ。」と入っていたが、やはり、10分少々でスタートしていった。


合計30分近く休んだだろうか。

その間に、いろんなランナーが入ってきては、食事を済ませて足早にスタートしていった。


同室のA田さん、バスで一緒だったY崎さん、次々にやってきて、声をかけてくれる。

腰を上げて、靴を履き、雨の中へスタートだ。


ペースは上がらない。非常にゆっくりとしたペースで、

それでも、おなかは満腹だので、しっかりと走り始める。

雨は小降り、雨具は腰に巻いて、海を見たり、山を見たり、とても満たされている。


続く…。