のむさん
昨日、のむさん(野村監督)の講演を聞きに行った。
座らせていただきます。
と、座って話された。
いつもの、ぼやき節で話し始め、そのままの口調で最後まで。
3歳で父を亡くし、小学校の頃に母が子宮ガン。
治るが、再発し入院。貧乏のどん底。
「兄貴、僕たちはどこに預けられるのだろう…」子どもながらに真剣に心配した。
中学校の頃、「貧乏はイヤだ。俺は絶対に金持ちになってやる。」
じゃあ、どうやって…?
歌手だ! 練習するが、×
映画俳優だ!映画のまねをするが、このルックスでは…×
野球だ!
「野村うまいなあ、」「すごいな」調子に乗って中学3年でキャプテンに。
「兄貴を高校にやるだけで、精一杯だ、あんたは中卒で働いてくれ」と、母。
高校は、行けないはずだったが、兄貴が大学を断念し就職、高校へ行かせてくれた。
高三の時、どこからもスカウトが来ない。どうしたらプロ野球の選手になれるのか…?
ある日新聞広告に「南海ホークス 入団テストを行う!」との広告。
11月23日大阪へ行く。300人中7人採用。無理だと思っていたが、採用される。
採用者は皆否か出身者ばかり、実はブルペンキャッチャーの採用だった。
そのころ、草柳大蔵さんに出会う。
「めあき1000人、めくら1000人」
誰かが何処かで見ている。一生懸命仕事せよ。
これまで4チームの監督をしたが、いずれも最下位のチームばかりだった。
阪神を除く3チームは、マイナーのチームだ。それが俺には合っていた。
野球の本質は何か?点を入れさせないこと。ならば、ピッチャーを養成しよう。
ドラフトで松井(天才バッター)を採らずに、伊藤(ピッチャー)を採りに行った。
ボールが怖い選手は野球選手としては致命的。長島一茂がそうだった。
今の方が彼には合っている。
強いチームには中心となる選手=エースが居る。
エースの条件は、「他の選手の鏡になる」男だ。
言動には気をつけよ。
野球はドラマだという。
野球のドラマを書く人は、キャッチャー。
配球術が試合をコントロールする。
野球にはいろんな見方がある。いろんな人が、いろんな事を言ってくれる。
だから、素直になるほどなあ。と受け入れる。
しかし、どうしても分からない時は、聴きに行き教えてもらう。
それができない選手は伸びない。
『人を見て法を説け』育て方、モチベーションの与え方は選手ごとに違う。
最近は親が挨拶に来ない。田中まー君。古田もそうだった。
私が、それだけ、人としてまだ足りないのだと反省している。
頭と心を最大限に使って野球をしている。野球大好き人間だ。
あっぱれ、
