昨日のイエレン議長の講演にて、3月FOMCでの利上げが示唆されたので、来週末発表予定の米雇用統計が大幅に悪化しない限り、3月FOMCでの利上げはほぼ確実かと
現時点でFRBによる利上げは、トランプ大統領は関係なく経済指標にもとずくものと発言されておりますし
雇用統計が多少悪くても利上げに影響は無いと思われます
FRBの傾向として、数回程度の雇用統計の悪化は対して考慮してないので
FRB関係者の発言から、3月FOMCでの利上げ観測は高まっておりましたので、昨日のイエレン議長の発言では乱高下の後、ドル売りへ
まぁ、織り込み済みってことでしょう
再来週のFOMCでの利上げが予定通りだったとしても、織り込み済みで大した影響は無いものと思われますが、バランスシートの縮小に関することに関しては要注目です
バランスシートの縮小に関する声明には、大きく反応する可能性があると思われます
では、週末終値時点でのテクニカル分析です
上記日足をご覧いただくと、黄色○の遅行スパンは微妙に陰転でありますが、オレンジ○のとこを見てもらうと分かるように、レンジ継続となっております
特に新たな材料が出てこなければ、FOMCまではレンジ継続の可能性の方が高いかと
上方向に突破するとすれば、FOMCでのバランスシート縮小に関する声明内容及びトランプ政策の具体的な詳細が出てきて市場予想を上回るものであれば、一段高の可能性が高いかと
一方下は相当堅いでしょうし、FRBによる年3回の利上げ見通し、トランプ政策に対する期待感もあり、そう簡単には割らないでしょうが、欧州を発端としたリスク回避やトランプ政策への失望感が高まるようであれば、割る可能性もあるかと思われます
まぁ、どっちかと言えば現状ではレジスタンスラインブレイクの可能性の方が高いと思われます
では、次に今週のEA
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