日銀政策会合では、いつもより発表が遅くなったことで、思惑的な動きがみられました
結果としては、長期国債利回りを0%程度となるように国債の買い入れを行うという、新たな方法を決定しました
年金運用や保険等に配慮したものと思われます
買い入れペースは今まで通り、年間80兆円程度としましたが、増減はあり得ると黒田総裁は記者会見で発言されております
この発言を受けてと、海外勢からは実質的なテーパリング(緩和縮小)と受け止められ円高が進行しております
発表直後は株高を好感してか、円安に振れ102円後半近辺まで上昇しましたが、この発表内容でこの上昇は不思議でした(株高に影響されたか、2%のインフレ率達成後すぐ出口戦略には向かわないよというのが好感されたかぐらいしか、特別円安に振れる材料なかったんすよね)
謎な円安も長くは続かず、案の定海外勢参入後は、円高推移となっとります
そして、先ほど発表されたFOMC声明では、案の定現状維持となってます
ただし、反対が3票ありこの3票が利上げを支持してたかは現状不明
2017年の利上げ回数は、2回となってます
思ったよりは、ハト派よりだったこともあり、ドル売り優勢な展開となっております
この後、3時30分からのイエレンFRB議長の記者会見によっては反転する可能性もあり、要注目です
では
注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。