サプライズだらけのECB理事会結果となりやした![]()
まず、前回の利下げ時にドラギ総裁が「事実上下限に達した」と発言しておりやしたので、追加の行動に出るとすれば、ABS購入決断のみで、利下げは行われないだろうと思われておりやしたが、予想外に0.1ポイントずつの利下げ決定となりやした![]()
さらに、ドラギ総裁の記者会見にて、「広範なABSポートフォリオの購入開始」と発表されやした![]()
詳細については来月の会合後に発表するとのこと![]()
一部報道によると、5000億ユーロ規模になるとのこと![]()
この結果を受けて、ユーロは全般一段安となっとりやす![]()
こうなってくると、今月のスイス中銀政策会合が注目となってくるかと思われやす![]()
ECBがさらなる利下げとABS購入開始を決定したため、セオリー通りであればユーロ売り圧力が強まり、1.20近辺への下落可能性も出てくるかと思われやすので、対抗策としてスイス中銀もマイナス金利などの緩和策を発表してくる可能性があるかと思われやす![]()
ちなみに、昨日のウクライナ停戦合意報道は停戦への道筋について合意したとのことで、プーチン大統領発言によると、早ければ明日5日の会合で停戦合意に達する可能性があるとのこと![]()
親ロシア派側もウクライナ軍が撤退すればとの報道もあり、明日の会合には注目でやんす![]()
実際に停戦合意に至り、停戦が実現すれば、地政学的リスク後退によりユーロ/スイスフランやユーロ全般買戻しが入るとは思われやすが、今回のECB理事会での決定もあり、特にユーロ/ドルは戻したとこは戻り売りの好機となってくるかと思われやす![]()
現在ユーロ/ドルは一時1.30を割り込みやしたが、そこからは押し目買い圧力も強く1.30前半近辺での推移となっておりやす![]()
ウクライナの停戦が実現した場合、明日の雇用統計が下振れた場合には一端の反発可能性がありやすので、現状での追従売りよりはそこまで見極めてからの方が個人的にはよいかと考えておりやす![]()
ポジションの偏りも気がかりでやんすので、いったん調整反発してくれると、売りも入れやすくなるんすけどねぇ![]()
ただし、このままどんどん下値を広げていく可能性もありやすが![]()
では、また注目材料や気が向いたら更新しやす![]()
![]()
注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。