昨日の元ECB理事発言による、「金融機関はマイナス貯金金利に備えている」発言をきっかけにマイナス金利への警戒感によりユーロ売り再開で200日移動平均線に接近後反発となっておりやしたが、1.37回復するまでの反発力はなく、上値を切り下げてきておりやす
ここにきて再度200日移動平均線の1.3630近辺に接近してきておりやす
終値で割り込んでくるようであれば、一段安の可能性が高まってくると思われやす
ただ、明日は週末で米国は3連休前となりやすので、一旦ポジション調整により反発する可能性もあるかとは思われやすが、反発場面では戻り売りの好機となるかと思われやす
ちなみに、1.37180にて戻り売り仕込んでおりやす
これで現在のユーロ/ドル保有ポジションは、以下となりやした
1.39457、1.39085、1.38987、1.38820、1.38693、1.38628、1.38400、1.37716、1.37180、1.37007
んで、個人的には次回6月5日のECB理事会でECBが行動に出る可能性は、ほぼ100%に近い確立と考えておりやす
理由は以下内容の考えによりでやんす
まず、もし次回ECB理事会で政策変更なく現状維持となった場合、ユーロは一転急進となり1.40突破する可能性が非常に高く、今後ECBが実際の行動に出ない限りドラギ総裁をはじめとしたECB関係者によるけん制発言は全く効果がなくなることになると思われやす
よって、ECBがもし次回理事会で現状維持を決断するということは、ユーロ高を容認するのと同じ意味合いになるかと思われやす
そこで、ECB関係者の発言からも、特定の水準は明言してないものの、1.40に近づいてくるとけん制発言が強まってくることや前回のドラギ総裁の記者会見時に、1.40に近づいていた水準でユーロ高に対する懸念を明言されたことからも、1.40以上のユーロ高はECBとしては望まない水準であると思われ、次回理事会で現状維持という決断がされる可能性は考えにくいと思われやす
では、小幅利下げだけかというとこれも考えにくいと思われやす
ECB関係者の発言からも、伝統的処置と非伝統的処置のパッケージになるとの発言もありやすし、そもそも前回の利下げ以降、低インフレ懸念は全く解消されておらず、効果が出ておりやせんので利下げだけの政策決定というのは考えにくいと思われやす
まぁ、ユーロ高もありやしたので一概には効果がないとは言えないのかもしれやせんがね
利下げだけでは再度ユーロ高に転じる可能性が高いかと思われやすしね
よって、次回ECB理事会では小幅利下げ+αの政策発表がなされると考えておりやす
んで、現状この+αの部分の具体的な部分が、マイナス金利のみかQEもあるのかなど不透明感が高く、完全には織り込みにいけない状況になってると思われやす
最強なのは、小幅利下げ+マイナス金利+QEの3点セットかと
あとはQEの中身がABSのみなのかや国債なのか、規模により下落幅は変わってくると思われやす
この場合、ドラギ総裁には逆らうべからずということになるかと
ってことで、上記の理由により次回6月5日のECB理事会での追加緩和決定可能性は、個人的にはほぼ100%と考えとりやす
注目の200日移動平均線に接近してきやしたので更新しやした
ついでに、次回ECB理事会での追加緩和決定可能性の個人的な見解も書いときやした
では
注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。