ECB理事会後のドラギ総裁発言以降急低下を続けている、ユーロ/ドルでありやすが、週末引け値は1.3756近辺となりほぼ安値引けとなっておりやす
1.38近辺ではもうちょい底固く推移してくるかなと思われやしたが、意外とあっさりと抜けちゃいやしたよねぇ
ちなみに、現在のユーロ/ドルの保有ポジションは、以下となっておりやす
もちろんすべてショートポジションでやんす
1.39457、1.39085、1.38987、1.38820、1.38693、1.38628、1.38400
さらに、ユーロ/オーストラリアドルを1.47922でショートポジション保有中でやんす
さすがに、1.39900近辺では仕込みきりやせんでした
1.40攻防時の値動き的には突破しそうな感じでしたので、ドラギ発言終了までちょいと様子見とこうと思ってたら、あの急落でしたからねぇ
ちょいと、ユーロ/円とドル/スイスフランは仕込み損ねちった
もうちょいと戻したとこでと考えてたら、あらまぁ~みたいな
早ければ、来週早々に1.37割れ試しにくる可能性があるかと思われやす
1.36後半近辺では底固く推移してくるのではと思われやすが、あっさり抜けるようであれば、1.3642近辺が次なる注目ポイントとなってくるかと、ここも割り込んでくるようであれば、年初来安値が視界に入ってくるかと思われやす
次回ECB理事会までは戻り売り目線で良いと思われやす
現状売りが落ち着いた感じは見て取れやせんので、どの辺で落ち着いてくるか注目でやんす
そこで、再度ドラギECB総裁発言の内容を見ていきたいと思いやす
「予想されているインフレ率の推移には不満があるということで意見が一致する。行動に関するコンセンサスがあるが、6月初旬のスタッフ予想を確認してからだ。」
ということで、予想インフレ率の推移に不満があり、行動に関するコンセンサスがECB理事会内ではあるけども、スタッフ予想まで確認してから行動の是非を決めましょうってことのようでやんす
なので、次回ユーロ圏CPI結果も重要でしょうが、スタッフ予想がECB理事会内の見解とほとんど相違ないか悪化であれば、何かしらの追加緩和が決定される可能性が非常に高い状況であると思われやす
この発言から、一部では6月の追加緩和実施の確約との受け止め方もされておりやす
次回ECB理事会で仮に追加緩和が決定された場合の、想定されるパターンと下値目途を個人的な観点から書いときたいと思いやす
1、小幅な利下げ&マイナス金利導入の場合
この場合、年初来安値の1.3478近辺への下落は想定されると思われやすが、さらなる大幅下落という可能性は低いのではないかと思われやす
ただし、ドラギECB総裁が記者会見にて、さらなる処置としてQE導入の可能性を高める発言をされた場合、さらなる下落の可能性があると思われやす
2,QE導入が決定された場合
規模や内容にもよるでしょうがこの場合、市場に対するインパクトは絶大になってくるのではないかと思われ、2013年11月7日安値の1.33近辺への下落可能性も想定できるかと思われやす
ただ、米国や日本と違い、ユーロは多数の国で使用されている共通通貨でやんすので、何を購入対象にするのかなど、実施ハードルは高いと見られておりやす
3,政策変更なく、現状維持となった場合
この場合、急激に反発へ転じると思われやす
1.40突破の可能性も想定できるかと思われやす
ドラギ総裁が記者会見でどんな発言をされても、ユーロ高を止めるのは難しくなるのではないかと思われやす
現段階で1番可能性の高いのは1番であり、今後織り込みの動きがどこまで進んでくるか注目かと思われやす
次回ECB理事会前に、年初来安値の1.3478近辺まで下落が進むようであれば、QE以外の追加緩和はある程度織り込んだとみてよいのではないかと思われやす
ちょいと次回ECB理事会を待たずして、下落幅拡大する可能性があるかと思われやしたので、更新しやした
しかし、ドラギマジックはすさまじいですなぁ~
けん制発言がほとんど効果を無くしてきてたとこでの、マジック披露で見事ユーロ安へ導いたっていう
日銀の黒田マジックが披露されることはないかなぁ~
まぁ、無いだろうなぁ~
では、また大きな動きの可能性が高まってきたときにでも
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