99円後半近辺での推移となっておりやす
日経平均が軟調なこともあり、重要イベントを前にポジション調整が多少優勢となっておりやす
今日の注目はなんといっても、日本時間21時30分発表予定の米雇用統計でやんす
9月QE縮小開始のカギを握る重要な指標結果であり、今後数か月の基本的な方向性を左右する可能性があるくらい重要なものとなってきやす
では、雇用統計について見ていきやす
市場予想は下記となっておりやす
・非農業部門雇用者数:+18万人
・失業率:7.4%
んで、市場予想を上回る強い結果となれば、9月QE縮小開始がほぼ確定的となり、米長期国債利回りは3%台にのせてくるでしょうし、ドル高が強まり急進となってくるでしょう
ただ、米長期国債利回りが急進することにより株価が抑えられる可能性があり、株価が大幅に下落幅拡大となるような場合は、圧迫要因となってくる可能性があるかと思われやす
最近は圧迫はされるものの、株価が大幅な急落とまではなっておりやせんので、米の景気回復期待感により意外と株価も底固く推移してくるのではないかと思われやすがね
そんで、仮に市場予想を下回る軟調な結果となれば、9月QE縮小開始の可能性がほぼなくなり12月に先送りされる可能性が高まることにより、急落となってくるでしょう
この場合、あとでも振れやすが、来週はシリア懸念が再熱する可能性が高いこともあり、数日中に97円台に戻る可能性が高いかと思われやす
QE縮小開始時期が9月から12月に先送りされる可能性も高まることにより、95.80円割れの可能性も出てくるかと思われやす
んで、一番厄介なのが、あいまいな結果となって、実際のFOCMの結果が出てみないとQE縮小開始となるか不透明な状況が続く場合でやんす
この場合、雇用統計への期待感もあったことや、来週にはシリア懸念が再熱する可能性が高いことにより、利確売りなどにより下落反応となってくるかと思われやす
この時点で再度シリア懸念に注目が移行する可能性があるかと思われやす
そうすると、数日中に97円台に戻る可能性があるかと思われやす
ただ、9月FOMCがどうなるか不透明感もあると思われやすが、同時に期待感も根強く残ると思われ、95.80円近辺割れの可能性は低いのではないかと思われやす
要するに、上昇反応となるには市場予想を上回る強い結果となった場合に限られるのではないかと思われやす
それと、仮に上昇反応となった場合でも、来週はシリア懸念が再熱する可能性が高く、一旦リスク回避が強まる可能性がありやすので、その点には注意が必要でやんす
問題はこのシリア懸念がどれほど高まるかでやんす
最悪の場合は、雇用統計が強い結果となっても、シリア懸念を理由にQE縮小が先送りされる可能性もあり要注意でやんす
なので、利確タイミングが悩みどことなってくるんすよねぇ
米雇用統計が軟調な結果で下落反応となれば、発表直前に指値変更しやすのでそこで利確となりやすが、米雇用統計が強い結果となり上昇反応となった場合、シリア懸念がなければその後の材料も踏まえてホールドしとくとこなんすけど
来週はシリア懸念再熱の可能性が高く、リスク回避が強まることにより戻してくる可能性もありやすので、一旦利確して、シリア懸念を消化したとこで、再度仕込み始めようかとも考えておりやす
そんで、個人的には今回の雇用統計では、市場予想を上回る強い結果となるのではと考えており、20万人超えの可能性もあると考えておりやす
あと、今日は21時からエバンズ・シカゴ連銀総裁講演、2時30分からはジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演が予定されており、両名とも今年のFOMCで投票権を有しており、エバンズ総裁は講演中に雇用統計発表でしょうから、雇用統計結果に振れるか分かりやせんが、ジョージ総裁講演は雇用統計発表後でやんすので、発言内容には要注目かと思われやす
では、米雇用統計発表後に~~
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