甘利経済財政担当相が首相が増税を判断する際の最後の材料として、10月1日発表予定の日銀短観との見方を示したとの事
判断の時期については、10月7日から開催予定のAPEC首脳会議前との見方を示したとの事
まぁ、要するに10月1日~10月6日の間に増税判断が下されそうでやんすなぁ
ただ、首相は判断時期の明言はしておりやせんので、この時期となってこない可能性もあるかと
ここで、増税が決定された場合と見送られた場合との動きを考えてみたいと思いやす
・増税が決定された場合
アベノミクスへの期待感へ繋がり、株高円安となってくると思われやす
あと、予定通り増税が決定された場合は、日銀は追加緩和が必要との見方が多くなっており、黒田総裁も増税即追加緩和と言う考えではないものの、景気失速リスクが高まる場合にはちゅうちょしないと発言しており、状況次第での追加緩和を示唆しておりやす
よって増税が決定された場合、日銀による追加緩和観測へも繋がり円安勢いが増す可能性があるかと思われやす
・増税が見送られた場合
アベノミクスへの不透明感へ繋がり株安円高となってくると思われやす
あとは、上記の時期が判断時期となった場合、9月FOMCの後でやんすので、9月FOMC結果を受けての相場状況によって、動く幅は変わってくると思われやす
まぁ、要するに9月FOMCでQE縮小が決定されてて、上昇相場であった場合は次のような感じになってくるかと
・増税決定の場合:上昇相場の中さらなる円安主体の上昇材料により、一段と上昇勢いが加速することになるかと
・増税見送りの場合:その時点でさほど調整をこなしてなければ、調整のいいきっかけとなってくるでしょうが基本的には上昇相場中でやんすので、下値は限られてくると思われやす
仮に9月FOMCでQE縮小が見送られていた場合は、真逆の展開となってくるかと
秋の非常に注目材料の3つの内2つの順番としては、9月FOMCでQE縮小開始か⇒日本増税決定か
と言う流れになりそうでやんすなぁ
あともう1つの秋の注目材料である、次期FRB議長の任命がどこに入ってくるかによっても動く幅には変化が出てくると思われやす
では、またねぇ~~
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