99円後半近辺での推移となっておりやす
昨日のバーナンキFRB議長の議会証言では下記のような動きとなりやした
原稿の要旨は以下となっておりやす
・QEについて事前に方針が決まってるわけでは決してない
・QE縮小を年内に開始し、2014年半ばに終了させることが適切
・予見可能な将来において極めて緩和的な政策を維持する
・QEは失業率が7%近辺で終了する可能性が高い
・2%のインフレ目標を確保するために必要に応じて行動する
・雇用は満足できる水準からは程遠く失業率は正常水準を大幅に上回る
21時30分の原稿公表では全体的に見た場合ハト派よりとなりやしたが、極端なハト派よりってわけでもありやせんでしたので、下げ止まる場面もありやした
同時刻に発表された住宅関連指標が予想外の大幅悪化となったこともあり、ここも下落に寄与したものと思われやす
その後23時からのバーナンキFRB議長の議会証言&質疑応答が始まるにつれて、徐々にドル高に傾き21時30分からの下落幅帳消しとなりやしたが、タカ派、ハト派と方向性を見出すには至らず100円突破前に失速し99円中盤近辺で落ち着く形となりやした
まぁ、ユーロ/ドルのとこにも書きやしたが、結局のところ中立的で経済情勢次第で臨機応変に対応ってのが現状のスタンスではないかと思われやす
そこで、最短9月でのQE縮小可能性を見るうえで、8月、9月発表の雇用統計は非常に重要となってくると思われやす
特に失業率が8月、9月発表の雇用統計でどこまで改善してくるか重要になってくるかと思われやす
雇用者数が好調でも失業率が横追いだと9月のFOMCでのQE縮小開始可能性は非常に低くなると思われやす
仮にどちらかの結果が極端に悪化した場合も、QE縮小開始の最短時期がずれ込むことになってくると思われやす
んで、今後の重要イベントとしては、週末の日本の選挙結果、月末のFOMC、次回の雇用統計が大きな影響をもたらしてくる可能性がある重要イベントとなってくると思われやす
週末の日本の選挙では、ねじれ国会解消が有力視されており、実際にねじれ国会解消となった場合の週明けの株高、円安を見込んで、今日明日で円安が強まり上昇幅拡大してくる可能性があると思われやす
では、またねぇ~~
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