タクシー

昨日、荷物が重かったので、青山から品川まで、タクシーに乗ることにしました。

都心は交通の便がよくて、
電車でいけば、片道500円もかかりません。

だから普段は電車だけれど、昨日はとにかく荷物がすごかった。

品川までなら頑張っていくか、それとも、・・・と少し迷ったけれど、
やはり乗ってしまおうと。


その場でタクシーをつかまえ、乗り込むと、運転手さんに行き先を告げる。
しかし、その運転手さんのひとことが、悪夢のはじまりだった。



私  「えーと、品川のですね、天王洲アイルまでお願いします」

運転手  「はい。品川ですね。





   道、わかります?





私「・・・。」




つけ加えておきますが、
青山から品川というのは、そんなに道が複雑なわけでも、
遠いわけでもありません。

百歩譲って品川を知らないタクシー運転手がいたとしても、


最初っから道が分かるかどうかを客にたずねるのはどうだろう。




さらに悪夢は続く。



運転手「てんのうず、ファイル?ですか。



    てんのうず、ファイル
でよろしんですね?」




※(正しくは、天王洲アイル)

私「あ、いや、一応、天王洲アイルっていうんですけど。

 そこの〇〇ホテルへ行きたいんです。


・・カーナビで検索してみてください」


そう、
このタクシーはカーナビがついていたので、
まあ大丈夫だろうと思った。


別に機械に頼るのが悪いわけじゃない。
地理に弱いなら、カーナビをつける。

それだって立派なプロ意識かもしれないじゃないか・・。



しかし、次のひとことで、私の期待は地に落とされる。



運転手「ああ、ありました。








  天王洲ナイルっていうんですね。






  ナイルかあ。
  へえー、なるほどお」




カーナビに表示された地名を自分で読み間違え、
さらにそのへんてこな響きに、関心しているのだ。



30分後、




目的のホテルちかくのレストラン前にたどりついたタクシー。



私はすっかり気落ちしながら、

本当はホテルのフロント前につけてほしかったけど


・・・まあ近いから歩いていけばいいや、


とあきらめる。




運転手 「(得意げに)こちらで、よろしいですか」






私「あ、はい。。」



皆さまにアドバイス。

チェックのラインが入ったタクシー には要注意!


もし、
こういうタクシーにあたってしまったらどうするか?


友人が言うには、

  降りちゃう。

降りちゃえばいいんだそうです。


降りていいんですね。

でも気まずい・・・。

品川までと言っておいて、六本木ですでに降りたくなっちゃったら。

携帯で電話する振りして、
急に用事が入ったみたいにするとか?