イタリアマルケ州カルペーニャの街から、工房アンティカ・スタンペリア・カルペーニャの若き5代目のエマヌエレ氏による1着1着丁寧に手作りした歴史ある【綿の錆染めエプロン】をお届けいたします!!

ペペロッソの公式エプロンです♪

庶民の伝統工芸の一つである【錆染め】
イタリア語ではスタンパ・ア・ルージネ(Stampa a ruggine)といいます。




その歴史は古く1700年代後半に農家の女性が貴族の栄華を誇る染物に憧れて、自分達の周りにあるものでなんとか染物ができないかと考え、農具についていた錆を使って染料として染め始めたスタイルです。染料はとても高価で庶民が手を出せるものではありませんでした。


錆染めの染料には、色合いを出すために『錆』が使われ、カビ防止の為に『酢』が混ぜられ、
濃度 の調整のために『小麦粉』で練り上げられています。錆染めは貴族のきらびやかな家の装飾に憧れた女性が知恵と工夫で生み出した染料です。染料が買えなければ自分たちで生み出す!!というその時代を強くたくましく、そして楽しく豊かに過ごそうとしてきた背景を感じることができます。今の時代にこそ必要な考え方だと共感し、このエプロンを締めて毎日厨房に立っています。ぜひこの機会に歴史や伝統に身を包んでみてはいかがでしょうか?

1枚1枚丁寧に手仕事にて仕上げます。
まさに【artigianato】

錆を押す用のスタンプ。
たくさんの種類があります。
現地では多くの職人さんがエマヌエレさんの作品を使っています。
自分のお店限定のスタンプを作ってもらい、使い続けるといった繋がなりの文化もイタリアらしくてとても好きです。
現地の文化を現地にて消費する。
地産地消は、食に限った話だけではありませんね。


先程のスタンプにて押したての錆染め。
ホッとする茶色。

ペペロッソのクラウドファンディングのリターンにてマルケ州の錆染めエプロンをご用意させていただきました。
ぜひご覧ください。




今回、こちらの工房は、SHOP ITALIAのライター仲間でもある【ラファエロの丘から】の主宰である林由紀子さんにご紹介していただきました。
マルケ州在住歴の長い林さんと、どうしても現地で意見交換や、マルケ州についてお話ししてみたくてアテンドを依頼させていただきました。

マルケ州の旅をお考えの方は【ラファエロの丘から】の林さんにご相談されてみてはいかがでしょうか?

きっと一生の思い出となるマルケの旅をご提案してくださることでしょう。

ラファエロの丘から

私は、林さんと繋がれた事で、日本とマルケ州の距離を縮める事で林さんに感謝の気持ちを返し続けていきたいと考えています。

第一弾としての、錆染めのエプロンいかがでしょうか?

クラウドファンディングのリターンにて、イタリアの文化をお届けいたします。