私たちは、たまに催事に出展させていただくこともあるのですが、
その際によく「生と乾燥はどう違うの?」とか「乾燥ゆばは水戻ししたら生ゆばになるの?」とか、
湯葉の違いについて質問いただくことが多くあります。
そりゃせっかく買うんだったら使い方・食べ方を知って納得して買いたいですよね。
私も買い物するとき、「結局これは何?なにができるものなん?おいしいの?」って
端的に全貌を知りたい!教えてほしい!よく分からんかったらもういいかなーって思います。
ですので、今日は「生ゆばと乾燥ゆばの違い」について書いてみようと思います◎
生湯葉 乾燥湯葉
まず一目瞭然、見た目が全然違います。
(*これは全ての記事に言える事ですが「あくまでおゆばいまいの湯葉は」ということです。
世の中にはいろんな湯葉がありますのでね*)
【作られ方】
・生ゆば は熱した豆乳の上にできる膜を引き上げたもの。出来たてそのままです◎
それに昆布だしや濃厚な豆乳を入れて風味を変えています。
・乾燥ゆば は上の引き上げた湯葉を乾燥させたもの。文字通りです。
切り方やサイズを変えて用途別に使いやすくしています。
【栄養価】
・水分量が全然ちがうのは、同じものでも乾燥して水分がとんでいるかどうかです。
・人の体にとっても大切なたんぱく質。2倍も違います。凝縮しているということ。
・ちなみに生湯葉の栄養は木綿豆腐の4倍と言われています!その辺りはまた今度かきます〇
栄養面だけでいうと乾燥ゆばの圧勝ですね
【食べ方・使い方】
みなさん「わかめ」って食べたことありますよね?
わかめも、生わかめと乾燥わかめとあります。あれと似ています◎
(私史上、わかめに例えると一番お客さまに伝わりやすかった手ごたえがあります!)
● 新鮮・風味・お刺身のように食べられる → 「 生ゆば 」
→贅沢にポン酢やわさび醤油でさっと◎ お酒のあてにされる方も多い。
● 栄養・程よい歯ごたえ・調理向き → 「 乾燥ゆば 」
→お味噌や鍋にそのまま入れるだけ◎煮炊きすると味がしゅんでいい感じ。
ということ◎
※因みに乾燥ゆばを水戻ししたら柔らかくはなりますが、生ゆばとは少し違います。
それこそわかめで想像するとなんとなく分かりますよね^^
食卓での距離感でいうと、生ゆばがお刺身、乾燥ゆばが焼き魚 の感覚にもにてますね。
皆が時間をかけて料理をした時代は、乾燥ゆばが主流だったみたいですが、
今はさっと食べられる生ゆばも浸透し、食卓には重宝するみたいですね。
一人暮らしの友人は、乾燥ゆばを毎日味噌汁に入れて栄養摂取してると言っています。
どっちがどうってわけではなく、その時の気分やシーンで使い分けして頂けるといいと思います◎
(生は冷蔵便・乾燥は常温便とか、ネットで買うとそういうことも考慮したいところですよね)
どうでしょう、ちょっとでもなるほど、と思っていただければ嬉しいです。
拙い文章ですがこれからもう少し上手に書いていけるように頑張ります〇
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〇宮内庁御用達〇 昭和天皇にご献上。
国産大豆100%・保存料無添加・手作りの体に優しいおゆば。
~世界中に湯葉・日本の大豆食品を発信したい!Japanese soyfood!~