『広島・昭和20年8月6日』 | あすっちの今語り

あすっちの今語り

時々趣味に走ることもありますが、思ったことをそのまま書いてます。ちょっとアメ限多いですがマイペースにやっていこうと思っています。

広島・昭和20年8月6日』というドラマを以前見たことがあります。

家族で唯一生き残った少年がその後原爆の語りべ(西田敏行さん)になり、中学に講演にいくのですが、最初は中学生もあまり真剣に聞いてません。
ところが話を聞くにつれてあまりの辛い話に言葉を失い真剣に耳を傾けていくようになります。

話は語りべさんの回想という形で進みます。
戦時中の苦しい中でも、
家族や周りの人と明るく生きる一家でしたが、みんながささやかだけど大きな幸せを手に入れるはずだった目前で原爆が全てを陰にしてしまう。。。焼き尽くしてしまう。。。

戦争や原爆のドラマやドキュメントは沢山見てきましたけど、
こんなに切なさを感じたドラマは個人的になかったです。

僕は中学の修学旅行が長崎でした。
宿泊していた所に原爆の語りべのおじいさんが来られてお話をお伺いしましたが、このドラマの中学生のように最初はあまりピンと来ませんでしたが聞いているうちに悲しさやら原爆の怖さが心に込み上げてきました。

政治家が当たり前のように悲劇を繰り返してはいけないと8月6日になると発言しますが、あまり心に響くものはなく、
やはり被爆された方の話は心を突き動かす説得力がありました。

戦争を知っている方々は年々減っていきますが、中学生の頃ではなく今お話を聞いてみたいものです。
絶対に感じることが違うはずですから。

戦争は絶対に繰り返してはいけない。
そして世界中がコロナ渦で苦しい今は、
日本人やアメリカ人とか何人ではなく地球人としてみんなでコロナと戦う時ですね。

そんな事を感じながら黙祷し祈りを捧げようと思います。