今年の2月に母が亡くなりました。
時間が経つにつれ、少しずつ気持ちの整理がついて来ましたので、
今日は私自身もリアルに経験した介護リフォームについてお話したいと思います。
お伝えしたいことが意外にも長くなってしまったので、
3回にわけて発信していきたいと思います。
これから介護をするかもしれない方は、
是非読んでいただき、心とお金の準備をしておくと良いと思います。
こんにちは!お客様と共に
本物の家を本気で創る腕利き職人
ウイズホームの代表 今井です。
株式会社ウィズホームのホームページは
http://www.with-home-reform.com
私の母はALS(筋萎縮性側索硬化症)
といわれる難病でした。
アイスバケツチャレンジで有名になりましたよね。
母の場合は幸いな事に徐々に悪くなっていくタイプでしたが、それでもリフォームは短い間に決める事や用意する書類などが多すぎて大変でした。※妹が申請を担当していますが・・
多くの方が介護宣告を受けられるときって、
・転んで骨折した
・脳卒中で倒れた
など、急な事が多いのです。
(公益財団法人生命保険文化センター様の資料をお借りしています)
そうなると、
入院から帰るまでの間
にリフォームを終えなければなりません。
まさに待ったなし!です。
介護リフォームは普通のリフォームと違い、少し特別なんです。
例えば、申請に必要な書類が用意出来たり、机上の空論ではなく
車いすで入れる幅とか、歩行器で家の中が歩き回れるなど、
介護状態とは、どういう状況になるのかを
きちんと知っている業者にお願いしましょう。
例えばこの手摺りを見て下さい
本来は◯を付けてあるところに手摺りのブラケット(受ける部分)
がないといけないのですが、それがないため、手摺りが非常に弱くなっています。
また、下の画像のように回り階段の踊り場に手摺りがないので、非常に危険です。
介護の度合いにもよりますが、だいたい
・トイレ
・手摺り(1階廊下、玄関、お風呂)
・和室を洋室へ(要介護になるとベッドになるため、
畳だと沈んでしまうので)
・段差の解消
が多いです。
階段の手摺りは、足腰が弱ってきたころになりますので、新築した最初にやっておくのが良いでしょう。
要介護になった時には階段を上がるのは大変になってくるので、逆に必要ありませんよね。
次回は、母の家をどのようにリフォームしたのかをお伝えしていきます。
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