選挙は続くよどこまでも
昨日、全体会議が長堀橋の本部で行われました。
参院選の結果報告と、門真市長選挙に関する情報伝達がありました。
門真市長選挙は7月17日公示、7月24日投開票です。
参議院選挙が終わって、息つく間も無く次の戦いです。
馬場幹事長から
「線路は続くよどこまでもじゃなく、選挙は続くよどこまでもです。」
との挨拶がありました(笑)
政治の世界に入ってびっくりしたのは、
本当に年がら年中選挙が行われているということです。
昨日は羽曳野市議選挙の補欠選挙の報告もありましたし、
今後は、箕面、和泉の選挙もあるとのこと。
毎月のように、いたるところで選挙が行われているんですね。
選挙を一度でも手伝ったり、実際に戦った経験がある方は分かると
思うのですが、本当に体力・気力を消耗します。
が、その分いろんな経験ができますし、学ぶことも多いです。
でも、忘れてはいけないのが、選挙に勝つというのはあくまでも「手段」
であり、「目的」ではないということ。
大事なのは、選挙に通ってポジションを得た後に何をするのかだと思います。
でも、往々にして、その手段が目的化してしまうこともあるのではないかと感じています。
政治の世界に入ってすぐに違和感を感じたのが「そんなことやっても票にならない」という言葉です。
確かに、選挙期間中の活動においては「票」を獲得することを主眼に活動を行わなければなりません。
しかし、政治家の中では、「票になるか、ならないか」が普段の政治活動の中でもプライオリティの上位に置かれているのが通例なのかと感じ、なんとも言えない気持ちになったことを思い出します。
政治の世界に飛び込んで6年目をむかえますが、直接自分の得票に結び付かない活動こそが、本来必要な仕事なんだと僕は、感じています。
特に維新の会においてはそうだと思っています。
なぜなら、維新の会の力の源泉は不特定多数の市民からの期待だと思っているからです。
これまでの政治のように、特定の団体や特定の組織をバックボーンとする政党であれば、その団体や組織が直接的な力の源泉になってしまいます。
だけど、維新の会はそうではありません。
橋下徹を先頭に築き上げてきた「改革政党」というブランドイメージと「実績」が評価されて、市民の期待を得ているのだと僕は思っています。
だからこそ、今まで組織の「政策」や「広報」といった活動に僕は力を入れてきました。
それこそが、市民からの期待を集めるための「基礎」となる活動だと認識しているからです。
橋下徹を先頭に創設メンバーが礎を作り上げ、築き上げてきた「維新」というブランドイメージをしっかりと守っていけるように、頑張らなければならない正念場がこれから先も続くと思います。
参議院選挙では、大阪で2議席を獲得し、「維新強し」という印象があるかもしれません。
しかし、吉村市長もツイッターで述べられていましたが、「既存政党化」してしまい、改革精神・チャレンジ精神を失ってしまえば、維新の魅力は損なわれ、市民からそっぽを向かれるようになってしまうかもしれません。
我々所属メンバー1人1人がそれを自覚し、長期的に維新を育てていくという考えをもたなければ、維新は単なるベンチャー政党から脱皮することはできないかもしれません。
大阪から国を変える。
これを実現するために、維新のチャレンジはまだまだ続きます。