市立病院独立行政法人化質疑 | 今井アツシオフィシャルブログボクラノミライPowered by Ameba

市立病院独立行政法人化質疑

9月18日の委員会で市立病院の独立行政法人化について、

1問+意見表明という形で質疑をさせていただきました。

その概要について記載させていただきます。

今井質問要旨
「8月の民生保健委員会の行政視察で福岡市に
 病院独立行政法人化について伺った。
 メリットとして、経営の自由度向上、迅速な経営意思決定、
 収益性の向上、医療の質の向上などが挙げられていた。
 デメリットは事務作業料の増、障害者雇用枠の設置が
 挙げられていた。
 独立行政法人化により得られるメリットは自治体、
 市民ともにデメリットよりも遥かに大きいと認識した。
 大阪市では定款案と評価委員会条例案は継続審査中と
 なっているが、
 今月の本会議で議決されず、継続審査となった場合、
 市民病院の独法化はどうなるのか?


局答弁要旨
「 地方独立行政法人化には様々な事務手続きが必要となるが、
 法人の事業運営の核となる中期目標や中期計画については、
 評価委員会の意見を聴くことが法で定められており、
 これは現在継続審査中の評価委員会条例の議決が前提となる。

 今月の本会議で当該条例が議決されないとなると、
次に想定されるのは
11月議会ということになり、
評価委員会において議論頂くための
十分な時間がとれない状況となる。

実際、先行他都市においても、
評価委員会での議論に概ね
半年から1年程度を要しており、
平成
26年度の独立行政法人化に向けては、
今月の本会議での議決が最後のタイミング
になるものと
考えている。」

今井意見表明
今、スケジュール感について確認させていただいたのですが、
 現段階でも非常にタイトなスケジュールで、
 もし、今月の本会議で議決されなければ、
 平成
26年度の独立行政法人化は非常に難しくなる
 理解させていただきました。

 もし、独立行政法人化が先送りにされれば、それだけ
 市民の皆様がより質の高い医療サービスを受けられる
 機会が時間的にずれ込んでいく
とともに、  
 独立行政法人化による経営改善が先延ばしになり、
 目に見えない損失が発生することと思います。
  
 そして、その損失を被るのは市民の皆様ではないでしょうか。 

我が会派としては、市民のため、そして、
 本市のためにも早期に市民病院の独立行政法人化を
 図るべきとの意見表明をさせていただきます。」