予算委員会① | 今井アツシオフィシャルブログボクラノミライPowered by Ameba

予算委員会①

本日、予算関連質疑が始まりました。

初日は各委員会、第一会派である維新の会の議員によって質疑が行われました。

僕は、文教経済委員会にて、2番手で質疑をさせていただきました。

「民間への教育の開放」

「社会全体の教育力向上」

「社会と連携した教育」

こういった大きな視点を持って、具体の取り組みについて質疑をさせてもらいました。


塾などの学校施設の目的外使用も法的課題クリアに向かってバウチャー制度の制度設計と合 わせて前向きに取り組んでいただけているようです。


地域図書館のソーシャルメディアを活用した図書館活性化施策も前向きに取り組んでいただ   けるとのこと。電子書籍の貸し出しも始まり、今後の展開に注目しています。


社会全体の学ぶ力を高め、それぞれが連携し、大人が率先垂範し、子どもたちにその姿を見せる。現状維持思考ではなく、未来を見据え、考え、学び続ける社会を目指していきたいです。


吉村議員からは、教育2条例について、評価のあり方など具体の数字を上げての質疑が行われました。教員の評価は今は、AとBで98%。実質機能していません。正しく、働いても給料、働かなくても給料の状態。維新の会は頑張る教員を応援することも考えていますので、努力や能力が反映されるような評価制度を目指していきます。


岡崎議員からは、児童相談所職員の恫喝事件について、天王寺動物園の活性化について、ATCについて質疑が行われました。

公共の施設の売店は、魅力に乏しく、盛り上げていくためには、施設の回収も含めた民間活用が必要という趣旨でした。確かに、公園などの公共施設の売店は、特色に乏しく、もっと集客を考えた展開が必要なように思います。


村上栄二議員からは、学校施設のファシリティーマネージメントを中心に質疑が行われました。大阪市内には民間の土地に借地料を支払って小中学校を運営している所があります。小中学校合わせて年間6億円程度の支出になります。中には、適正配置(11学級以下)の学校もいくつかあり、今後、統廃合を考えていくうえで、最初に検討対象にすべきという指摘。

いつかはやらなければならない統廃合を先延ばしにすることにより、本来教育内容の充実に使われるべき予算が、施設維持費で消えていくという指摘がありました。

「市長からも統廃合はやらなければならない」

力強く回答がありました。

統廃合計画をきちんと立てなければ、クーラーや給食等のハード面の改修が必要な施策の推進が送れます。改修した後に統廃合では、設備投資が無駄金になってしまいます。


教育関連の条例の整備、統廃合等による費用の選択と集中、教員の質の向上、家庭の教育力の向上、家庭・地域・産業界・民間団体との連携、その他教育関連施設の活性化、これら全体を見て、施策の選択と集中を図り、効果的かつ効率的に課題解決を考えていかなければなりません。