咲くやこの花賞贈呈式 | 今井アツシオフィシャルブログボクラノミライPowered by Ameba

咲くやこの花賞贈呈式

本日は、大阪市中央公会堂で行われました、咲くやこの花賞の贈呈式を見てきました。

咲くやこの花賞とは、「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門について、おおむね40歳以下を対象として、表彰するものです。

美術部門では三宅沙織さん。

音楽部門では片岡リサさん。

大衆芸能部門では桂吉坊さん。

演劇・舞踊部門では中村壱太郎さん。

文芸その他部門では西加奈子さんが受賞されていました。

受賞者の方々の紹介と、それぞれの作品やパフォーマンスを見させていただきました。

三宅さんのフォトグラムも興味深い。片岡さんの箏と歌唱も素晴らしい。桂吉坊さんの落語も面白い。中村さんは舞台中とのことで、お母さんが代理出席。歌舞伎の映像が流れましたが、動きのキレがすごかったです。西さんの『通天閣』、読んでみたくなりました。

どちらかと言えば僕は、芸術には疎い方なので、普段は芸術に触れる機会があまりないので、いい機会になりました。

スペシャルゲストの宮川大助・花子さんの漫才は秀逸でした。会場も大爆笑の渦に巻き込まれていました。幾多の苦難を乗り越えてきたお二人だからこそ、できる漫才だと思いました。花子さんが結構きついことを言うのですが、その根底には深い愛情があるのが伝わってくるので、心おきなく笑うことができます。漫才も立派な大阪の文化ですね。あれだけ人を笑わせるのはすごいです。


元々は市民の寄付から建設が始まった大阪市中央公会堂。

過去にはロシア歌劇団の公演、アルベルト・アインシュタインを始め、ヘレン・ケラーやガガーリンなどの歴史的人物の講演も行われたそうです。国の重要文化財にも指定されています。

建物も素晴らしく、日本中・世界中に誇れる大阪の財産ですね。

財政難の大阪市です。新しい物を建てるのではなく、こういった市民の財産と言える物をきちんと守り、後世へ引き継いで行くことが大切だと思いました。