中間報告が終わりました
今日は教育PTの中間報告会がありました。
ここ最近はこの中間報告のための資料集めと資料作成を中心に仕事をしてきました。
何とか形にすることはできましたが、まだ論理的説得力に欠ける部分もあるので、また、具体的なデータも記載し、皆さんに伝わりやすい形にブラッシュアップしていかなければなりません。
僕たち教育PTが考えているのは、「学力向上」「学習環境の整備」「これからの公教育のあるべきすがた」の3つの柱です。
これまでの公教育を続けていくだけでは、社会環境の変化に対応しきれず、深刻な低学力問題を抱える大阪を浮上させることはできません。学習環境を整備し、新たな公教育のあり方を模索していくことで、学力向上につなげて行きたいと考えています。
なぜ勉強をするのか。根本的な問いですが、中々自分なりの答えをもち、それをモチベーションにつなげることは難しいものです。
「親に言われるから」「先生に言われるから」「いい点数をとったらご褒美をもらえるから」
そのような外発的な動機では、生涯学び続ける習慣を作ることは難しいと思います。
何年前に読んだ本にしっくりとくることが書いてあったことを思い出しました。
「人は自由になるために勉強をする」
学力が上がれば、学校の選択肢が広がります。
また、様々な情報を吸収することができるようになるため、人生の選択肢も広がります。
まだまだ、日本は学歴がモノを言う社会でもあります。
国の官僚は東大や京大卒の人が大半を占めます。
勉強をして資格を取得すれば職業選択の幅も広がります。
より自由に、より豊かに、より幸せに暮らしていくために、自分の人生のゴールを達成するために、人は生涯学び続けなければなりません。僕はそう考えるようになりました。
そして、知識、経験を得ることは何ものにも代え難い喜びでもあります。
僕も勉強の大切さが身にしみて分かったのは、社会人になってからです。
社会人になってから、自分の無力さを知り、これは勉強し続けないとヤバイぞと思い直し、人一倍読書をするようになりました。
勉強の大切さ、学ぶことの意義は、中々子どもたちに言葉で伝えても伝わりません。
まずは、大人が真摯に学び続ける姿を見せることが子どもたちの向学心を芽生えさせることにつながると思います。
向上心をもって学び続ける政治家でありたいと思います。