こんにちは、いまひろです。
ブームから遅ればせながら、昨日
TSUTAYAで「鬼滅の刃」コミック全23巻を借りてきて
徹夜で完読し、朝6時に寝ました。
面白かった~
物語って、すっぽりとその中に入るから
読み終わった後も、思考がフワフワ。
(徹夜の影響も少なからずある)
さて、七十二候。 (1回分すっかり忘れてたー)
9月18日~22日は
玄鳥去 (つばめさる) でした。
4月の「玄鳥至(つばめきたる)」の対の候となります。
繁殖のために渡って来たツバメが、子育てを終え
暖かい南の地域へと帰ってく頃。
渡ってくる時は単独のツバメですが
帰る時は集団で渡りを始めます。
そうして、個々の目的地に向けてしだいに分かれていくそうです。
旧暦8月の別名に
「燕去月(つばめさりづき)」、「雁来月(がんらいづき)」があります。
秋に南方へ帰っていくツバメと入れ替わりに
今度は北方から日本へ雁(ガン、カリ)たちが渡ってきます。
ツバメたち。渡りの頃
※画像はお借りしました
そして
9月23日~27日は
雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)
雷が鳴らなくなる頃
こちらも3月末にある
「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」
の対となる候です。
春の七十二候では「雷乃発声」の後に「玄鳥至」がくるよ。
※京都国立博物館HPより
「雷」は夏の季語。
春雷からはじまり、夏場の雷、夏の終わりの雷、、、
ちょうど植物や、稲などの食物が育っていく時期でもあります。
雷の放電が天然の肥料(窒素酸化物)を作っていることをご存知でしたか?
(私は今回初めて知りました~)
雷には空気中の窒素を(雨によって)土中に送り、
栄養を豊富にする作用があるそうです。
雨を「慈雨」というけれど、”水分”のことだけでなく
植物たちの生長に必要な”栄養素”も含まれていたんですね。🌱
詳しくはコチラをどうぞ⬇️
雷による放電が起きると空気中の窒素分子が酸化して窒素酸化物となり、
雨と一緒に地面に落ちてきて土壌に固定されます。
土壌の窒素は更に細菌の働きなどによって硝酸塩やアンモニウム塩となり、
それを植物が吸収して栄養としています。
※図はBSI 生物科学研究所 「化学肥料に関する知識」より
全てのものに、何かしらの役目・働きがあり、循環している。
自然界のことって、
本当によく出来ていますね。✨
この神バランスを人間が崩してるんだよね
明日は秋分の日。
昼と夜の長さがほぼ同じになって
これから、夜が長くなっていきます。
秋の夜長ですね。
観賞の秋、読書の秋、はたまた食欲の秋?
思い思いの秋を満喫できますように
光とともに。 よい一日でありますように