皿の大きさ別の呼称としては、古くから3・4・5・・・・9寸皿、尺皿のように尺貫法の単位が用いられています。その内、一般的に4・5寸皿は「小皿」(取り皿・銘々皿)、6・7寸皿は「中皿」、8寸皿以上は「大皿」と呼ばれます。

 今回から採り上げる「豆皿」は3寸皿(9cm内外)以下、即ち、ほぼ10cmに満たない小さな皿のことです。2014年9月13日のブログ(フェイスブックは9月9日)で採り上げた清めの塩を盛る「天塩皿」もこれに含まれます。

 刺身の醤油を入れる時に呼ばれる「おてしょ」や、少量の珍味を盛る「珍味皿」など、用途で名前も変わるようです。



●径88mm、高さ24mm 5枚






●径88mm、高さ22mm  5枚

 前項と同一柄ですが、若干高さが低いのと、銘も少し違うようです。





●径81mm、高さ22mm