●茶袱紗(ちゃふくさ)


  「茶袱紗」は茶の湯で、茶心壷(ちゃしんこ)・仙媒(せんばい)などの茶具・茶器の塵を払い清める(拭う)絹布です。

  茶碗を受ける際にも用いられます。また、単に「袱紗」や、「和巾」とも呼ばれます。


    

   
        


        

●家紋入り掛け袱紗  

  一般使用の「袱紗(ふくさ)」は、絹・ちりめんなどの小型の風呂敷で、進物の上に掛けたり包むのに用います。

縁のある大きな方形盆である「広蓋(ひろぶた)」や「切手盆」といった、黒漆塗りの盆と共に使用されますが、単独でも使われます。

  四隅に房のついたものは「掛袱紗」と呼ばれ、最も正式で丁寧なものです。


      

            290mm角  紋140mm


    

           670×810mm  紋450mm