江戸前期より茶陶(ちゃとう)として発展した「上野(あがの)焼」の茶器(宝瓶・湯冷まし・茶碗5個セット)です。

この「豊前国上野焼」は、本我楽多シリーズでも見た「大和国赤膚(あかはだ)焼」「摂津国古曽部(こそべ)焼」などと共に、豊臣・徳川に仕えた江戸前期の茶人・小堀遠州(1579~1647)が選んだ遠州七窯(えんしゅうしちよう)の一つです。

本品は、現在も上野にある24窯で最大の青柳不老園(あおやぎふろうえん)の作ですが、古いものではなく、その住所表記(福岡県田川郡赤池町上野)から昭和14~平成18年(1939~2006)の間の制作とみられます。現在は合併で福智町上野になっています。因みに、江戸期は上野村、明治22年(1889)の町村制施行でも村名は同じで、その大字でした。



            宝瓶 径90mm 高さ75mm


             湯冷まし 径80mm 高さ45mm



            玉露茶碗5客  径56mm 高さ48mm